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【過去の鎖と】キャプテン三杉5【未来への軌跡】


[526]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/28(土) 20:23:59 ID:???
そんなクスタに対してパルマの若い監督、フィリップ・トルシアが声をかける。

トルシア「クスタ、何かアドバイスは欲しいかい?」
クスタ「いえ、問題ありません。メンバーにこれだけ粒が揃っていますからね。
    罠を仕掛けても、或いは正攻法でもやりようは幾らでもあります。」
シューマッハ「それにウチにはダニッシュダイナマイトがある…中盤だって負けはしない。」
クスタ「いずれも監督の英断あればこそ…ですね。」 省23

[527]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/29(日) 02:18:01 ID:???
クスタ「マジメな話あのニッタには彼をつけましょう、前掛かりで…マンマークと言ってもいい。」
シューマッハ「あの新米か…実力は認めるが、連携は取れるのか?」
クスタ「判断力は甘いけれど身体能力は十分…パルマの守備ならそれでいいんですよ。
    連携なら私と貴方で取れていれば万事問題ありません。」
シューマッハ「確かにそうだが…あまりオレ好みの組織体系ではないな…。」

クスタの案に一定の理解を示しつつも、不満を否めないシューマッハ。 省16

[528]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/29(日) 02:27:04 ID:???
クスタ「いざとなれば、顔を真っ赤にして怒鳴りつけてやればいいんですよ…得意技でしょう?」
シューマッハ「そんな物が得意技でどうする!?オレはただ…!」
トルシア「そら赤い!赤鼻だぞシューマッハ!」
シューマッハ「か、監督…!」

クスタの冗談と判らない冗談、そしてそれに悪乗りしてくる監督。
これにはシューマッハも頭を抱えるしかなかったわけだが…。

トルシア「まあそこまで心配するな、決勝の前にレッチェでシミュレーション出来るだろうし。 省37

[529]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/29(日) 02:57:25 ID:???
一方…取られてはいけなかった追加点を取られてしまったユヴェントス。
特に今の失点で何が不味かったかと言えば、それは問答無用でジェンティーレだった。
本来は先にマーカーを当てがい、最後方からフォローして確実に敵を止めるのがジェンティーレの役割である。
…にも関わらず、今の場面ではジェンティーレ自身が先に飛び出してしまったのだ。
これは言ってみればリベロというポジションの放棄してしまったに等しかった。 省29

[530]森崎名無しさん:2010/08/29(日) 03:12:58 ID:???
★やっちまった蝶神整→ ダイヤK

[531]森崎名無しさん:2010/08/29(日) 03:14:45 ID:???
もうだめだ…この超新星もふらの行きだぁ…乙でしたぁ…!


[532]森崎名無しさん:2010/08/29(日) 04:25:35 ID:???
伝説の超新星「お前達がちゃんと守らなければ、俺はこの星を破壊しつくすだけだあ」
ユベントス守備陣「ふん、化け物め好きにしろ(泣)」

[533]森崎名無しさん:2010/08/29(日) 05:40:55 ID:???
後半はもっと苦戦する。
そう思ってたときも僕にはありました。

[534]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:22:10 ID:???
>>531 本気で言います。 超新星ェ・・・
>>532 ファケッティ「もうダメだ、お終いだぁ・・・」
>>533 私もです、奇遇ですねw


>ダイヤ→「お前らちゃんと守りやがれ!」 棚上げだ!最低だこの超新星!

そう…流石に混乱し、正常な判断を失ってしまっていた。
そして最も抑えなければならない感情、怒りが口から溢れ出る…。

ジェンティーレ「何やってんだ! お前らちゃんと守りやがれ!」
ユルゲン「なっ……!」 省31

[535]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:23:37 ID:???
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その様子を…遥か天空の更に上、液晶の膜を介した異世界にて見ていた者がいた。
この世界の調停者なのか? それはジェンティーレ達には知り得ぬ事である。

???「むぅ…い、いかんぞジェンティーレ、それ以上は取り返しがつかなくなる!
     お前は強敵となる予定のイタリアをヘタリアにするつもりか!?」

しかし画面の中のジェンティーレは次にファケッティを責め立てていた。 省57

[536]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/30(月) 16:24:46 ID:???
ジェンティーレ「なんてことだ・・・     どうしたらいいんだ・・・・」

そこには膝を抱えて蹲(うずくま)るジェンティーレの姿があった。
フィオレンティーナとの試合を終え、その屈辱的大敗が頭の中を駆け巡った。
試合中の自分の言葉がカテナチオを崩壊させ、さらに守備と中盤の連携をも壊したのだ。
あの後は新田瞬に今度は完璧に抜かれ、試合終盤にはブンナークに吹き飛ばされた。
最終スコアは5−1…ベンチに戻る時、観客からはブーイングの嵐… 省56


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