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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】


[641]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 00:24:00 ID:???
〜博麗神社 寝室〜

こうして魔理沙が深夜の猛特訓に励んでいた頃。
その魔理沙の相棒であり、他者からは幻想郷のトッププレイヤーと見られている博麗霊夢はといえば……。
お風呂を浴びてさっぱりした体で、ほかほかのお布団に包まれて眠っていた。

霊夢「ZZZ……」

基本的に緊張などとは無縁な霊夢にとっては、合宿前最後の夜もいつもの夜と変わりなく。
また、自身が合宿で最後まで残る事も。そして、スタメンとなる事も確定しているものだと考えていた為。
1ミリもまるで緊張などせず、高いびきをかいて眠っていたのである。

霊夢「むにゃむにゃ……クソババア……今度こそ……ほえ面かかせてやるわ……」

類稀なる才能――神から授かった、不公平すぎるサッカーセンスのみでサッカーを行い。
努力を何よりも嫌う博麗霊夢。
そんな彼女も、しかし、こと姉である靈夢の事になれば感情を露にし、真剣になる。
ただ、その霊夢の真剣の度合いは――やはり練習をするという行為には直結しなかった。
それは彼女が、努力というものは無意味なものだと判断をしている為である。

霊夢「ZZZ……」

姉である靈夢の圧倒的過ぎる才能を前にすれば、どんな努力も意味を成さないと知っている霊夢。
彼女は靈夢に、才能だけで渡り合おうと考えていた――それしか道は無いと考えていた。
それが間違ったものなのか、それとも妥当な判断だったのか……。
それはいずれ、わかる事である。


0ch BBS 2007-01-24