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【最強への】キャプテンEDIT15【挑戦】


[388]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/17(日) 03:25:30 ID:???
瀬川「……だけど、認めたくなかったんだよな。お前に負けてることも、俺の才能への不安も。
だから開き直って、せめて得意のドリブルだけでも極めてみせようと思って――」

長池「馬鹿に磨きをかけた訳か」

そこで話の腰を折る長池。思わず瀬川がずっこける。

瀬川「茶ー化ーすーなーって! これ、結構恥ずかしい告白だぞ!? 女の子に粉掛けるより何倍もさ!」

長池「ははっ、ゼロは何倍でもゼロだろう? 年中女を侍らせておいて、粉を掛けるのに恥ずかしいも無いだろう」

瀬川「そーいう話じゃなくってだなー!」

長池「……それなら俺も同じさ」

瀬川「へ?」

目を丸くする瀬川に、長池はとうとうと語りかける。

長池「何か一つだけでも誰にも負けないと言い切れるものがあるお前が、昔から羨ましかったさ。
オールラウンダーと言っても、昔の俺は小豆沢さんのバックアッパーに過ぎない。
突破もパスも守備も戦術も、全部が全部無難の一言。あの全てが一流である真のエースの足元にも及ばない。
正直、あの人が引退して、その後継になるのが怖かった。小豆沢さんのプレイと俺のプレイを、本格的に比較されるのが怖かった。
……中学最後の一年を、誰かの陰にしかなれないで過ごすのが嫌だったんだ」

瀬川「……お前、んな七面倒くさいこと考えていたのかよ」

長池「さっきのお前の話とどっこいどっこいだろう? ……それで、お前が羨ましくなったんだ。
何があろうとも、これが自分のウリだ。これだけは誰にも負けない。胸を張ってそう言えるお前が眩しかったよ。
……小豆沢さんの影として、闇の住人になるしかなかった俺には、な」


0ch BBS 2007-01-24