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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】


[358]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:18:05 ID:???
グラウンドでは、両チームの選手が様々に思うところを留め、あるいは吐き出していた。
ユヴェントスの選手達は当然軒並み突っ伏し、その悔しさと自身への怒りを表している。
ディーノは涙を流し、ジェンティーレは血が出るほどに拳を握っている。
ファケッティやスカラは混乱し、妙な事を口走る。
セザールは黙ってうな垂れ、ユルゲンは炭酸が飛び出るかのように号泣していた。
カルバリョも同様に悔しい思いを抱えていたが、彼はそれを押し殺してダラピッコラに話しかけた。

カルバリョ「よぅっ! 今日はやられたな、ロマーノ。」

ダラピッコラ「ミゲル…。」

カルバリョ「まさか負け越すとは思わんかったけどな、地力は俺の方が上っぽいし。」

ダラピッコラ「チッ、抜けぬけと言いやがるぜ。 …まぁ、本当の事だけどよ。」

痛い所を突かれてムッっとしたダラピッコラだが、結局は「その通りと」頷いていた。
その様子をカルバリョは意外そうに見返した。

カルバリョ「ふーん。」

ダラピッコラ「な、なんだよ。」

カルバリョ「なんか憑きもんが落ちたみたいやんな、試合中はそりゃ凄い顔しとったのに。
       ぶっちゃけ少し引いたで、オレなんかしたんやろかって。」

ダラピッコラ「あっ…」


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