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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[1]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/22(金) 19:35:21 ID:PrCX1H7o この物語はフィクションです。 史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。 風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。 そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションで… とある貴公子と仲間達のサッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。
[868]森崎名無しさん:2011/01/04(火) 16:23:10 ID:??? ルーベンさん綱渡りしてるなw途中から切れてるけどw
[869]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/04(火) 16:37:04 ID:??? >>867 ルーベンさんはこの時の為に運を残していたんですね! >>868 ガラスのロープを目隠しで渡るルーベンさんに乾杯っすw ============================================== >クラブ→アオイって猿をですね、ラインコントロールに使ってりゃ…もう少しね。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ルーベン「アオイって猿をですね、ラインコントロールに使ってりゃ…もう少しね。 少なくともレッチェ相手にあれだけ無様を晒す事は無かったでしょう…。」 ルーベンは一応、本当に一応考えるべき事は考えていた。 フィオレンティーナとレッチェの試合だって、苛々しつつも観戦した。 お陰でレッチェの生命線はオフサイド、弱点はサイドアタックとまで把握していたのだ。 そしてその弱点を突くのに打って付けな選手がインテルに居る事も分かっていた。 当然それは太陽王子(プリンチペ・デル・ソーレ) 葵新伍の事であった。 ジョアン「なるほどな…確かに考えていたのはウソではないようだ。 貴様の見立ては間違っていないぞ。」 ルーベン(やったー! 神様、オレ様、マジ感謝! 来スレからキャプテンルーベン始まるよ!) どうやらこの回答も正解だったらしい。 ジョアンは納得したように頷き、ルーベンの言葉を肯定していた。 この時のルーベンの気分は、まさに希望に明日にレディーゴーだったと言えよう。
[870]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/04(火) 16:38:56 ID:??? ジョアン「だがしかし…!」 天に昇っていたルーベンは三度現実に引き戻された。 これ以上何かあるのか、もうないだろう、とルーベンは焦燥を蹴り飛ばす。 ジョアン「仮にサイドアタックが成功したとして、レッチェゴールをこじ開けられるか? 貴様の持つフィニッシュシュートは何だったかな?」 ルーベン「そりゃもうテトラヒドロンシュートとダイビングボレーですよ。 テトラヒドロンは撃てませんが、ダイビングボレーならあんなGK…」 先着で ★この大言壮語への反応→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→低い浮き球のシュートでディッテンベルガの壁を越えられると思っていたのか? ハート、スペード→ふぅ…まあいい。 せめて最後にアドバイスをくれてやろう。 クラブ→まぁいい…ならば最後のチャンスをやろう。 JOKER、クラブA→ブルノ「ちょっと待った! 聞き捨てなんねぇってばよ!」
[871]森崎名無しさん:2011/01/04(火) 16:41:36 ID:??? ★この大言壮語への反応→ スペード8 ルーベンさん、安らかに眠れ・・
[872]逆襲の若島津 ◆KDdgoChxgs :2011/01/04(火) 16:43:30 ID:7BLMwFC+ ★この大言壮語への反応→ クラブ6
[873]森崎名無しさん:2011/01/04(火) 16:51:46 ID:??? よくぞ綱渡りを続けたがルーベンさんの運もついに尽きたかw
[874]森崎名無しさん:2011/01/04(火) 17:08:29 ID:??? 【僕がフック面なら】Another-C_2【君はループ面】
[875]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/04(火) 17:17:48 ID:??? >スペード→ふぅ…まあいい。 せめて最後にアドバイスをくれてやろう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ジョアン「その通り、お前のシュート力なら あんなザルキーパー目ではない。」 …という答えをルーベンは期待していた。 期待というよりも、それは確信だったと言って良い。 故に、ジョアンが目の前で溜息を吐いた時…彼の思考はそこで停止した。 ジョアン「ふぅ…まあいい。 せめて最後にアドバイスをくれてやろう。」 ルーベン(あれ? あれ?) 最後のアドバイス…その言葉が意味する事をルーベンは察知していた。 しかしその事を理解する事も認める事も出来なかった。 彼は自分がカンピオーネに選ばれる事だけを信じており、それ以外の現実は信じていなかった。 ルーベン「ちょっ! ジョアンさん、最後のアドバイスってどういう事ですか!?」 ジョアン「言葉通り、お前は私の弟子としては落第だ。 考えてその程度の認識ならば、私のチームには要らん。」 ルーベン「そんなバカなっ…!」
[876]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/04(火) 17:23:37 ID:??? ジョアン「しかしサッカー選手として今後の見込みがないわけではない。 フィジカル、テクニック共に充分な実力を有しているのだからな。 しかしそれは私の弟子のほぼ全てに言える事だ、図に乗るような事ではない。」 ルーベン「ううっ………」 ジョアンの言葉は冷淡であり、ルーベンの異議にまるで聞く耳を持つ様子は無かった。 意識を失いそうになルーベンの耳に入ってくる言葉は、彼が最も聞きたくない内容だった。 自分が他の選手と比べて何ら特別ではないという現実。 ジョアン「テトラヒドロンシュート…確かに威力は大したものだ。 だがお前はあのシュートを他のチームに移っても使えると思っていたのか?」 ルーベン「それは…!」 ジョアン「お前の為にチームがあるんじゃない、チームの為にお前がいるんだ。 勘違いするな、使われる立場になった時、それでも生きていける術を私は教えて来た。 これから先、もしも大成したいと考えるならば その言葉の意味を考えるがいい。」 私が言いたいのはそれだけだ…そう締め括ったジョアンの声をルーベンは絶望的に聞いていた。 自分はいつだって使う立場にある、彼はそう信じてプレイをしてきた。 テトラヒドロンシュートはその主従関係を具現化した、彼のお気に入りのシュートだったのである。 だがそれこそがジョアンの不興を買った最たる物とジョアンは言ったのだ。 このアドバイスは、ルーベンに単独でゴールを決める術を身につける事を勧めた物だった。 しかしルーベンはこの時点でそこまで思考を繋げる事は出来なかった。 テトラヒドロンの否定、自分の否定、この時はそれだけがルーベンの頭を巡っていた。 〜回想終わり〜
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0ch BBS 2007-01-24