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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[361]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2010/11/29(月) 20:23:18 ID:???
一旦息を吐き、笑うなよ、と一言前置きしてからダラピッコラは再び口を開いた。
ダラピッコラ「今までオレは生きていく為にカルチョをしてきた、それしか選択肢が無かったから…。
生きていく為に、食っていけるようになるためにと必死でやって来た。
でも今日からは違う…オレはカルチョでスター選手になるんだ。」
子供が夢みがちに口にするような事をダラピッコラは言った。
それを聞いた三杉に、そんな彼の言葉を笑いたい気持ちはなく、ただ静かに頷いた。
ダラピッコラ「それでな、いつかオレは稼いだ金を使って基金かなんかを立ち上げるんだ。
麻薬撲滅とか、中毒者を更生させるような…って、笑うなよ!」
三杉「ハハッ、いや違う、これは違うんだ。 なんだか嬉しくなったんだよ。
って、痛いな! はたくな、悪かったからはたくな!」
麻薬は間接的にも人の人生を狂わせる…ダラピッコラの人生がまさにそうだった。
そして、その彼が人生を掛けて戦う事を決めたのは“麻薬”その物だった。
ダラピッコラは過去の鎖から一つ解放され、新しき道を歩もうとしていた。
その道は当然険しいだろうと予想されたが、それでも彼は既に誇り高い精神を宿していた。
そんな彼の行こうとする未来への軌跡が、三杉には眩しく映ったのである。
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0ch BBS 2007-01-24