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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[831]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 11:55:00 ID:???
いつの間にかモニカが抱えていた混乱は収まっており、その目は静かで強い光を放っていた。
落ち着いた様子を察したのか、三杉はモニカに再び話しかけてきた。
三杉「モニカ、待ち合わせ場所だけど…あれ、聞いているかい?」
モニカ「あ、はい。 ごめんなさい、大丈夫です。」
三杉「そっか、じゃあ…ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の下で19時に。」
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世…ミラノドゥオーモ広場北に位置した、
ミラノで最も栄えているショッピングアーケードの事である。
もしも仕立てや取り寄せが必要になったとしても、待ち合わせの場所がそのアーケード
ならば、時間的猶予は最も期待できる事は確定的に明らかだった。
つまりモニカに取っては非常に願ったり叶ったりの場所と言えた。
モニカ「(コクコク)分かりました、じゃあ19時に…。 あの、私ちょっとナディア達と…。」
三杉「ああ、すまないね、友達が居るのに。」
そう優しそうに言ってくれる三杉にペコリと一礼し、モニカはナディア達の方へと位置を移動した。
かなり慌てて混乱もしたが、自分のやるべき事がハッキリとしたのは満足すべきだった。
ホッとしながらナディアの傍までやってくると、彼女は顔を覗き込みながらこう言ってきた。
ナディア「にやにや、にやにや。」
モニカ「な、なによう。」
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0ch BBS 2007-01-24