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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[833]アナカン ◆w2ifIqEU72
:2011/01/03(月) 11:59:26 ID:???
クラウディア「プフ そんな事 考えてたんだ? 大丈夫よ、私のは少し違うから。」
ナディア「…と、申されると!?」
だがモニカより速くクラウディアの言葉に興奮気味に食い付いたのはナディアの方だった。
余りの引きのよさにクラウディアはもう一度噴き出したのだった。
クラウディア「興味は確かにあったわ、あの人は兄さんがあの大けがで自暴自棄になっていた時、
希望…って言うのかな、そういうのを与えてくれた人だからね。」
モニカ「そうなの!?」
ナディア「知らなかった!」
クラウディア「そうそう。 お陰で兄さんはサッカーを諦めず、治せる医者を求めて失踪して…
治して戻ってきたかと思えば、今度はフィレンツェのクラブ寮に住み込むって話。
兄さんにはサッカーなんてやめて欲しいと思っていた私にとっては、
逆に引き離されるような形になっちゃったからね。
凄い人と思う反面、一方的に恨んだりもしてたなー。」
モニカ「そっか…。」
ナディア「なるほど…クラウディアのサッカー嫌いって、そのせいだったんだね。」
クラウディア「うん、だから私がミスギさんを気にしているって思ったモニカは正解。
でも所詮そこまでの興味だったから、モニカは私に対して遠慮する事ないんだよ?」
モニカ「そっか…ごめんね、ありがとう。」
ニコッと笑ってくれたクラウディアの顔がとてもとても綺麗だとモニカは思った。
何より自分に気を遣って、色々と吐露してくれた友人の優しさが心の奥まで染みた。
涙目でウルッときそうになるのをグッとこらえ、モニカは笑顔を返したのだった。
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0ch BBS 2007-01-24