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[183]森崎名無しさん:2010/11/20(土) 20:49:11 ID:???
イタリアの下部リーグのクラブに所属をし、切磋琢磨を続ける日系オランダ人井須等須くん。
いまだ日本国籍を選ぶかオランダ国籍を選ぶか決心つかぬまま、自慢の脚を活かしたプレイに磨きをかける……。
そんなキツくとも充実した毎日を過ごす彼の元に、差出人不明の一通の手紙が届いた。

井須等須「日本からオレに手紙?……?」

怪訝に思いながら読んだ手紙の内容は、井須等須の脚力に目をつけて、とある競技のテスターを依頼する内容だ。
恐らくは、自分の将来性を見抜いた何者かが、オランダではなく日本を選ばせようと画策してるんだろう。
などと当たりをつけて、裏を勘繰りながらも、井須等須はふふんとほくそ笑んだ。

井須等須「そうとしても……いやかなり美味しいな。気前の良い謝礼金だしな。ジャケットも買い換えたかったし。
      何より、オランダ産ペンドリーノと巷で噂なオレを選ぶ見る目が気に入ったぜ!」

金につられただけでなく、自分の脚に白羽の矢を立てたというのも自尊心をくすぐる。
満更ではない気持ちになり……俊足で知られる井須等須くんは、「了承」の返答を固めた。

いくつかの手続きを終えて……一週間後。
やたら金のかかったと見える競技場のトラックに案内された井須等須くんはスタートラインに立っていた。
スクールで、陸上の真似事をしたこともある井須等須くんは慣れた様子でスターターピストルの合図を待つ。
1周400m。200m地点に配置された札を捲って、書かれていた道具を探しあててゴール、となる。

井須等須「走るだけじゃないのかよ面倒だな。ここまで乗りかかったら止められないけどよ」

ぼやきながらも体はスタートの合図に反応し、井須等須くんはスタートを切った。


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0ch BBS 2007-01-24