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【天高く】キャプテン霧雨61【乙女燃ゆる秋】
[107]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2010/10/29(金) 00:15:24 ID:???
諏訪子「ふぅ……ありがとうね、早苗!
おかげで…もっと強力なシュートにも対応できそうな気がするよ!」
早苗「いえ。こちらも色々と考えることがあって…。
ええっと……もっと強力なシュートですか?」
諏訪子「うん……」
練習試合の魔理沙のシュート―マスターブレード、そしてフォーススパーク―を思い出し、少しばかり目を伏せて答える。
考えたくはないが、魔理沙が他のチームに参加した時…その時は、あのシュートを防がなければならない。
省35
[108]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2010/10/29(金) 00:16:31 ID:???
――朝方 フランスユース練習場
それから時間はやや巻き戻って、早朝。
魔理沙が吉良と出会って色々と奔走していた頃である。
一人の選手が、この場にやってきて、ボールを蹴る。その表情には、どこか影があった。
衣玖「はぁ…………」
その選手の名は永江 衣玖。幻想郷から来た助っ人ではある…の…だが。
どうにも練習でも調子が悪く、また特訓なども今までしていなかったため、ベンチ入りすら危ぶまれる状況であった。
省28
[109]森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:16:49 ID:???
衣玖さんどうする?→
ハートA
[110]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2010/10/29(金) 00:33:48 ID:???
衣玖さんどうする?→ ハートA
>>いっそこうなれば特化型に。守備練習だ!
衣玖は考えていてもどうしようもないので、とにかくも練習することに決める。
他のメンバーたちと格差がついてしまった以上、ここですべきは攻守どちらかに偏らせて練習することだった。
どちらがよりチームにとって有用か。衣玖はしばし考えてみる。
衣玖「(…………守備、ですね)」
攻撃には、魔理沙を始めとした重火力が出揃っている。
ならばやるべきは守備だ。
省25
[111]森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:34:25 ID:???
リュウグウノツカイタックル→
クラブ4
[112]森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:39:53 ID:???
ヌタウナギパスカット→
スペード7
猛烈に嫌な予感がするのう
[113]森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:41:36 ID:???
シーラカンスブロック→
スペード9
[114]森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:45:38 ID:???
シギウナギクリアー→
ダイヤ2
[115]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2010/10/29(金) 01:00:47 ID:???
リュウグウノツカイタックル→ クラブ4
>>タックル+1
ヌタウナギパスカット→ スペード7
>>パスカット+2
シーラカンスブロック→ スペード9
>>ブロック+2
シギウナギクリアー→ ダイヤ2
>>せりあい+1
>>すごく……微妙です……
衣玖は今までの失敗を取り戻そうと頑張った。
しかし、努力は必ずしも報われるものではなかった。
しかも一人ではなおどうしようもなかった。コーチがいればと言っても、今となってはどうしようもない。
省17
[116]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2010/10/29(金) 01:01:50 ID:???
――数時間後 同練習場
霊夢「(朝から何やってたと思えば試合か…私を誘えばいいのに)」
少しばかり苛立った様子で、霊夢は練習場の入り口で待ち人を待っていた。
時間は試合が終わった後であり、全日本二軍の選手たちが帰り始めていた。
彼らは物珍しげな視線を、あるいは久しぶりといった言葉を彼女に向ける。
それらに無視や一言の挨拶で済ませ、霊夢は待ち人を待つ。
霊夢「(……にしても、あの永琳が私と練習ねぇ。
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0ch BBS 2007-01-24