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【RoadTo】キャプテン森崎39【Brazil】
[360]創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 12:52:14 ID:Fi/8Px05
採点基準がヒントになっちゃうとかかな?
締め切り前にアナウンスをしてもらえると、直前の参加者が増えそうでいいかも。
[361]359:2010/11/17(水) 14:52:18 ID:TE5iNkpt
それとも、ブラジルのA組は確定しているので、
残りの15カ国のうち、何カ国、当たったかで決めるとか(15点満点方式)?
ただ、これだと、応募者全員分の得点を確認しないといけないので、採点が大変かな?
[362]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/17(水) 21:31:29 ID:7en1jIbw
<採点基準
>>361
の通り、どの組にどの国が割り当てられたかの採点で
15点満点形式にするつもりです。その際は自己採点形式で、
「何点だったよ」と参加者に書き込んでもらうつもりです。
[363]創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 21:45:56 ID:ncQjEI3i
減点もあるんじゃないの 同一ポットで対戦のミスとか
ブラジルと日本が予選1位で決勝戦にならないとか
再戦で盛り上がりにくそうな相手と対戦を予想とか
ヒントがあまり無いところを当てると多く加点とかかな
[364]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/17(水) 22:05:44 ID:7en1jIbw
>E 「俺は諦めるのが大嫌いだ。諦めるなんて勿体無さ過ぎる」
陽子「っ………」
森崎にきっぱりと言い切られた陽子は息を飲み、目を背けてからビールをコップに注ぎ直した。
だがそれを飲む気にはなれないらしく、泡が抜けるのをじっと見つめるだけだった。
しばらくして向き直ってきた彼女は森崎にとても儚く見えた。昨日部屋に一人で居た時と同じ様に。
陽子「私だって、諦めるなんて嫌よ…」
森崎「だろう?」
省10
[365]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/17(水) 22:05:55 ID:7en1jIbw
陽子「森崎くんだって…いくら諦めないと固く思っていても、一度奪われたゴールを無かった事には出来ないでしょ?
一度負けた試合はもう勝てないでしょ?ワールドユース本大会の抽選だって勝手に決められるだけじゃない。
森崎くんにいくら精神力があっても、どうしようも無い事だってあるじゃない」
そう言ってため息をつく陽子の瞳は僅かに潤んでおり、頬もアルコールのせいか朱に染まりだしていた。
省47
[366]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/17(水) 23:28:57 ID:7en1jIbw
>A 「取られたゴールを嘆くよりも、それを取り返す方法を考えた方が良いぜ」
森崎は自分の信念に基づいて返答した。それは自分の生まれつきの身分を嘆くよりも
それを踏まえた上でこれからの人生を変える手段を探すべきだと言う訴えでもあった。
だが陽子は悲しそうに微笑んだだけだった。
陽子「やっぱりね。森崎くんならそう言うと思った」
森崎「…じゃあ、なんでそんなに悲しそうなんだよ」
省23
[367]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/17(水) 23:29:43 ID:7en1jIbw
陽子「だけど…それはサッカー選手として理想でも、男性としては理想とは言えないわ。
そういう生き方が出来るのはごく僅かな一握りの人だけよ。森崎くんは
常にそう言う世界で生きてきたから、そう言う覚悟を決めた人ばかり周りにいたんでしょうけど…
私も含めて、大抵の人はそこまで強くないわ。何時か頑張る事に疲れちゃうのよ」
森崎「…〜〜〜っ!!」
A 「だから諦めるなって言ってるだろ!諦めたら何も出来なくなるんだぞ!」
省37
[368]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/18(木) 01:10:55 ID:phOqWFEK
>F 「自分だけじゃ頑張れないって言うんだったら、俺が引っ張ってやるよ!」
陽子「う………」
森崎「確かに誰もかもが俺みたいに強くはなれないだろうよ。当たり前だ。俺はキャプテンなんだからな。
誰にでも出来る事しか出来ない奴が人の上に立てる訳が無い。だから俺が引っ張るんだ。
俺は勇気や野心なら人に分けてやれる程余っている。自分だけじゃ頑張れないんなら、俺を頼れよ!」
省28
[369]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/18(木) 01:11:09 ID:phOqWFEK
陽子「分からない…今までサッカー一筋だった森崎くんが、私をそこまで好きになる理由なんて、思い当たらないわ」
森崎「俺だって分からねえよ!その通り、俺だって恋愛とかはするとしたらプロとして成功してからだろうと思っていたよ。
引退してもそのままで、生涯独身で過ごす可能性だって高いと思っていた。だけど今の俺は陽子さんが欲しいんだ!」
陽子「…私が、欲しい…」
省39
[370]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/11/18(木) 01:11:22 ID:phOqWFEK
陽子「あ〜あ、昨日は散々森崎くんを意気地無しだって思っていたのに。これじゃ意気地無しは私じゃない」
森崎「だから、昨日は…その。昨日のままにしておきたくなかったから来たって言っただろうが!」
陽子「うん…だから、今日は私に逃げさせて」
森崎「へ?………あ」
ガタン。
森崎の方に振り返りながら席を立った陽子の顔は光っていた。とうとう零れだした涙の筋で。
備えつきのランプの光を反射して輝く泣き笑いの顔が森崎の瞼に焼きつく。
省5
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