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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】
[700]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/12/16(木) 00:55:21 ID:???
ファン・ディアスは八意永琳の出現に危機感を抱いてはいなかった。
八意永琳の実力に対して、嫉妬のような感情は微塵にも感じていなかった。
ただそこにあるのは、純粋なライバル心と――自分よりも強い選手が出てきた事に対する、喜びの感情。
八意永琳がいれば、彼女の的確な指導を受ければ自分達はより一層強くなれるという期待と。
そうなった上で、彼女を倒せるだけの実力が備わるという自信があるだけ。
ディアス「大会に出場する中じゃ、西ドイツのシュナイダーやフランスのピエールくらいしか俺と張り合える選手いなかったからな。
そいつらとも組み合わせ次第じゃ当たれるかどうかもわからないんだし。
こうやって大会までの間、俺と張り合える奴と毎日ボールを蹴れるなんて面白すぎるぜ」
永琳「あらあら……私と張り合うつもり? 言っておくけれど、さっきのタックルはマグレよ?」
ディアス「どうかな? 2週間みっちり鍛えて、俺達とあんたとの力量もそろそろ差が縮まってきた頃だ」
永琳「10年早いわね……私は天才、八意永琳。 そう簡単に凡人に負ける筈が無いわ」
ディアス「なら問題ないな。 俺は天才、ファン・ディアスだ。 それもあんた以上の、超がつく程の」
バルバス「(一時はどうなることかと思ったが、派遣選手の件はうちのチームにとっていい方向に動いたようだな。
八意永琳のお陰でディアスは奮起し……そのディアスの姿に他の者達も一層ディアスへの信頼を厚くした。
そして、そのディアスが認める八意永琳の事も徐々に認め始めている。 何より……)」
パスカル「(ディアス……あんな選手がチームに入っても、お前はまだ俺を相棒と呼んでくれるのか……。
そこまで……俺を、信頼してくれているのか……)」
実力的にはディアスには及ばない、中堅からやや上という程度の選手であるパスカル。
彼はディアスに対して劣等感に近いものを感じ、引け目を感じていたのだが……。
永琳が現れた上でも、自分を相棒とまだ呼んでくれるディアスに感動も覚えていた。
そして、その感動は彼の中で更に膨れ上がり……名実共にディアスの相棒になってみせるという感情に変化をする。
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0ch BBS 2007-01-24