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【世はまさに】キャプテン森崎40【大黄金世代】
[478]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 00:05:51 ID:XLjahFk6
まず三杉が主導するオフサイドトラップで、迂闊なロングボールはそれだけでオフサイドに出来る手筈だった。
上手くオフサイドを潜り抜けても待ち構えているのはクリアに絶対の定評がある若島津である。
更に優れたブロッカーである中山と赤井が後ろに控えており、それら全てを突破しても
最後に超モリサキと言う巨大な壁がある。ここまですれば立花兄弟はほぼ完全に無効化出来る。
その筈だったのだ。
政夫・和夫『うぉりゃぁあああああああああっ!!』
省7
[479]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 00:06:02 ID:XLjahFk6
ギュワァアアアアアアアン!
超モリサキ「な…んだと!?」
バサアッ!
だが現実として、今回のデルタツインは偶然どちらかの蹴るタイミングがズレたせいで
強烈なカーブを描き、DF達と超モリサキの虚を突きゴールネットに突き刺さった。
ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!
超モリサキがこれを理解出来たのは、棒立ちになったままホイッスルを聞いた時だった。
全日本(赤) 0−2 全日本(白)
省6
[480]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 00:06:13 ID:XLjahFk6
政夫「いよっしゃーーーっ!追加点だ!」
和夫「やったぜ!見たか皆ァ!」
ゴール直後に立花兄弟は喜びを爆発させた。この二人は自分達が望む程
試合に出られていなかったので、この紅白戦に賭ける思いも人一倍強かった。
白チーム「おおっ?もう2点目かよ」「こうも立て続けに入りまくるとはなァ」
それに対し、彼らのチームメイトは喜びよりも驚きの方が強かった。時計は今前半13分を示している。
省7
[481]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 00:06:24 ID:XLjahFk6
若島津「…し、しまった…」
中山「なんて事だ…」
赤井「こ、こりゃいけねえ…」
今回立ち向かった3人のDFは全員が全日本でも上位の守備力の持ち主だった。
それなのにどちらかと言えばサブクラスの立花兄弟に成す術無く点を奪われたのだ。
つい数分前に翼相手に無力だった矢先にこの失態を悔いない筈が無かった。
超モリサキ「バ、バカな…バカな!」
そして彼ら以上に超モリサキは凄まじいショックを受けていた。
省5
[482]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 00:07:06 ID:XLjahFk6
ザッ。
翼「無様だな、森崎」
超モリサキ「!!」
この時翼が超モリサキに声をかけた。その表情は失望と嘲笑が混じった何とも読み辛い物だった。
翼「てっきりお前は俺にリベンジする気でモチベーションが高まっていると思っていたんだが…買いかぶり過ぎたか?」
超モリサキ「なにィ!」
翼「所詮は立花兄弟…そんな顔をしていたな。だが彼らだって日本代表に選ばれる程の実力者だ。
省9
[483]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 00:07:17 ID:XLjahFk6
政夫「そうだそうだ!今まで散々見下しやがって!」
和夫「何時までもお前の時代だと思うなよ!」
超モリサキ「(この野郎…調子に乗りやがって!)」
A 「鏡見ろ鏡!たかが2回のラッキーゴールだけで良い気になりやがって!」
B 「今のは俺のせいじゃねえ!ヘマしやがった若島津が悪いんだよ!」
C 「ハンデだ。これ位しないとお前らには勝ち目が出てこないだろう?」
D 「上ばかり見て下を見ないだと?てめえが言うな、よりにもよっててめえが!」
省25
[484]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 00:07:58 ID:XLjahFk6
今日はここまで。いやはや、翼にはやっぱり原作者の加護がついているんでしょうかねえ…?
[485]創る名無しに見る名無し:2011/02/02(水) 19:58:02 ID:g/8I5i3U
だがあきらめん
[486]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 21:47:02 ID:XLjahFk6
>E 「2点差?それが何だ、ワールドユースでもこれ位のピンチはあるだろうよ!」
翼「…へえ?」
超モリサキ「何がへえ、だ何が!」
超モリサキが啖呵を切ると翼は僅かに目を丸くし、それを問いただされると…
ニコッ。
翼「良かったよ。ここで諦められちゃ、ただの紅白戦って事で俺の勝ちの意義が薄れそうだったからね」
超モリサキ「!!…てめえ…!」
省9
[487]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 21:47:22 ID:XLjahFk6
政夫「ケッ、強がりやがって」
和夫「なら更に追加点を入れて泣かせてやるよ!」
超モリサキ「まぐれで調子に乗るな双子猿!」
中里「(うむ…どうやら気落ちはしていない模様)」
山森「(だけどこんなにあっさり連続失点するキャプテンの姿なんてちょっと記憶にないな…)」
見上「(森崎がこれ位で諦める筈がない。問題は諦めない以上の事が出来るかどうかだ)」
森崎チーム内支持率:63→61
[488]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/02/02(水) 21:47:34 ID:XLjahFk6
赤チームで絶望を跳ね返さんとしていたのは超モリサキだけではなかった。
翼に対抗意識を燃やしていた別の二人もまた逆転の決意を燃やしていた。
日向「ちっ、森崎めこんな時にヘマしやがって…おい三杉」
三杉「…なんだい?」
ボソボソ…
三杉「ほう…君がそんな作戦を考えるとはね」
日向「余計な事は言うな。俺だって腸が煮えくり返りそうなんだ」
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0ch BBS 2007-01-24