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【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】
[462]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:03:34 ID:???
リンダの放ったスターライトを徐々に侵食していく紫色の禍々しき瘴気。
そのまま闇の塊はリンダの腕へと食らいつき、彼女の細い腕に激しく食い込んでいく。
痛みに耐え切れないリンダはストンと腰を落とし、くすんだ色に染まっていく腕を押さえてしゃがみ込む。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ……甘かったのう。その程度の腕でよくぞこの魔王ガーネフに牙をむこうとしたものだ」
リンダ「なんっ……です……って」
ガーネフ「大きな力を手にしたとき、人はそれに溺れてしまうもの。
省46
[463]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:05:11 ID:???
それは空耳だったかもしれない。だが、確かに聞こえたのだ。
彼女がこの世で最も愛し、最も大切だった存在の声が。
リンダ「お…父様…?」
『リンダよ…諦めるな。お前の力はガーネフには負けてはおらぬ』
すでにリンダの視界は光を失っている。ガーネフの形作る闇に完全に飲まれてしまっているのだ。
自分は負けたのだ。スターライトを扱うには自分は未熟すぎたのだ。
大好きな父の声を聞き、彼女は悟る。父はきっと自分を迎えに来てくれたのだと。
省40
[464]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:06:54 ID:???
ミディア「(あなたの気高き思いと強さは同じアカネイア人としての誇りよ。リンダ…立ち上がって!)」
ミネルバ「(父親の仇討…私は結局自分の手で果たすことはできなかった。リンダよ、お前には期待しているのだ!)」
ミディアとミネルバ。同じ女性として、二人はリンダに期待と希望を願っていた。
ジュリアン「(お前の力はそんなものじゃねぇだろ…萎縮してんじゃねぇぞリンダ!)」
森崎「(グラで俺たちをふっ飛ばしてた頃の気質を思い出せよ……負けるな!)」
省46
[465]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:08:21 ID:???
リンダ「私には……仲間がいるわ!!」
ドグワアアァァッ!!ギュバアアアアン!!
ガーネフ「ば、馬鹿な…魔力が上昇している!?こやつのどこにそんな底力が…!」
リンダは闇の波動に侵食されていた腕を振り払い、再び光をその手に宿らす。
ガーネフの両腕と長い一本のロープで繋がったような魔力の塊を引きちぎる。
リンダ「これで終わりよガーネフ!」
ガーネフ「ぐ…そんなバカな…ありえぬ…この小娘の能力ではどうあがいてもわしにはかなわぬはず…
省52
[466]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:10:01 ID:???
ガーネフ「う……ぐぐ……ぬかったわ……おのれ……ミロアめ……
だ…だが……覚えておくがよい…たとえ、このわしが死のうとも…
この程度の力では暗黒地竜メディウスは倒せぬ。
ふふふ……地獄の底でお主らが来るのを…ゆっくりと…待つと……し、よ……う……」
バシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
ガーネフの断末魔の叫びが、星が砕ける音にかき消される。
暗黒の魔王はついにその身を星と光の力によって浄化されたのだった。
省41
[467]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:11:17 ID:???
いうが早いか、マリクは扉に向かって走りだした。慌てて森崎たちもマリクの後を追う。
ファルシオンが発した光により、開かれた扉の奥にあった部屋の中には
一目見た印象が『神秘的』と誰もが答えるであろう青髪の女性が横たわっていた。
その女性は自身の身長ほどの長く大きな杖を抱きながら、瞳を閉じている。
森崎「この人が…マルスの姉さんのエリス王女か」
ミディア「姉弟だからか、確かにどこか似ているわね」
マリク「エリス様!しっかり…しっかりしてください!」
省29
[468]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:13:18 ID:???
エリス「あなたが…ガーネフを倒してくださったのですね。
おかげで、ガーネフが私にかけたスリープの呪文も解除されました。ありがとうございます」
リンダ「え?あ、いえ…そんな…どうか頭をおあげくださいエリス様」
エリス「うふふ…恥じることなどひとつもありませんわ、リンダさん」
改めて自分が本当にガーネフを倒したということを実感したことと、
女の自分が見惚れてしまうほどの神秘的な女性から礼を言われたことが恥ずかしくなり、リンダは赤面する。
省41
[469]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/16(日) 04:15:45 ID:???
森崎「(マルスの姉さんか。さすがに美人だな。…美人過ぎて俺に取っては高嶺の花のように感じる気もするが)」
せっかくマリクの紹介を受けたのだ。なるべく好印象を持たれるために、森崎は……
☆どうしますか?
A「私がアリティア騎士団副隊長の森崎です。エリス王女。ご無事で何よりです(誠実に挨拶)
B「俺は森崎有三。この部隊の指揮官だ。どうぞよろしく(無難に挨拶)
C「あなたがマリクの話していたエリス王女!話に違わず実にお美しい!(持ち上げる挨拶)
省15
[470]森崎名無しさん:2011/01/16(日) 04:17:45 ID:kilN4agY
D
あれ?もうオーム持ってたりする?
[471]森崎名無しさん:2011/01/16(日) 04:18:15 ID:VWVkzdcs
B
[472]森崎名無しさん:2011/01/16(日) 04:30:17 ID:bZ6jW+4w
B
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