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銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
[875]銀河シュナイダー伝説:2011/03/06(日) 00:45:34 ID:anETuKH+
メイド長「よろしかったのですか?」
シュナイダー「なにが?とは聞かないでおくよ。」
メイド長「ならばよろしいのですが…名誉あるシュナイダー家、その家紋は若旦那様だけでなく、
大旦那様も兄旦那様も背負っている事だけは忘れないでくださいまし」
シュナイダー「………」
あえて何も答えず話をごまかす。
っと、そうしているうちにシェリル・ノームが戻ってくる。一般的な女性の身支度にしては
やや時間が短いのはきっと素の彼女自身…つまり素材が良いからであろう。
シュナイダー(………)
そしてシュナイダーは思う、彼女は綺麗だと。確かに屋敷に戻って半ば事故的に見てしまった彼女の
セミ・ヌードは美しかった。痩せぎすだった体には十分な栄養が行き渡り、少女特有の丸みを帯びた
体となったそれはもう別人の域と言ってもいいだろう。
だが、現在見る彼女の美しさは…まさに一幅の絵画。唇に注されたピンクのリップはみずみずしく、
薄くしかししっかりとなされた化粧は美しい部分をより美しく、そうでない部分などまるで無いかのように
化けさせた。衣装はやや貴族好みのよく言えばシック、悪く言えばレトロなものだったが、
彼女の身に纏われることで鮮やかに新しいファッションとして蘇らせてしまったようでもある。
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0ch BBS 2007-01-24