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1- レス

【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】


[330]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:22:34 ID:???
???「お前は若林に勝つことが出来なかった……」
凡太「な、なんだ?今はそんな話をしてる時じゃ……」
突然別のことを話し出す声に凡太は混乱する。
???「勝とうというするからこそ人は敗れ、敗れまいとするからこそ勝利を求める。敗北と勝利は
一面の表裏。勝とうとする心こそが敗北を産む……」
凡太「なんだ……勝っちゃいけないってのか?
 い、いや、そんな場合じゃない!若林はどうなったんだってばよ!」 省34

[331]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:24:07 ID:???
???「そのカードは選択者以外の者が混沌の海を渡る為の箱船……若林はその中にいる限り無事だ」
凡太「その中って……若林をカードの中に!?」
???「混沌を渡るにはそれよりない。安心しろ、そのカードをジョーカーのスロットに入れればす
 ぐに若林はお前の前に現れる。おっと、今入れるなよ。ここで出ると消えちゃうからな」
凡太「いやいやいや、返してやってくれよ!僕は良いけど、若林まで巻き込んじゃ駄目だろ!?」 省35

[332]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:25:50 ID:???
凡太「またごまかしやがって〜……!」
混沌での叫びが尾を引くように、そう叫びながら凡太はその世界に現れた。
凡太「くそっ、あいつ何も教えてくれないじゃないか……ってなんか変だな?」
不満を呟きながら凡太は奇妙な感覚に襲われた。
凡太「何というか……空を飛んでいるような……」
そしてすぐ奇妙な感覚の正体に気付く。
凡太「あー……もう驚かないよ、これぐらいじゃ」
身体のどこにも地面の感覚がない、凡太の身体は自由落下していた。 省56

[333]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:27:46 ID:???
     ドカッ……ドンッ……

と、その建物、仮に神殿、の奥から、何か物音が聞こえる。
凡太「あっちの方から何か音が聞こえるな……どうよう」
瓦礫から這いだした凡太は、少し悩んでからそちらの方へ歩き出した。
凡太「やばくなったらすぐ逃げればいいや……」
神殿の奥へ進んでゆく凡太。

     ドカァ!ガスッ!

音はどんどん大きくなってゆく。
凡太「何て言うか……固い物をぶっ叩くような音だよなぁ……」 省15

[334]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:29:08 ID:???
凡太「な、なんだぁ!?」
扉を開けたとたん鳴り響く爆音。とても人間の出せるような音ではない。戦闘機の爆撃か、戦車の砲
撃のような音だ。
凡太「なんだ、こりゃ……」
しかし凡太の目に飛び込んできたのはそのどれでもない。金色の鎧のような物を着た二人の男が対峙
している光景だった。
そしてその二人の間に置かれた、黄金のボール。
凡太「なになに、何が起こってるの!?」
混乱の極みにある凡太の視線の先で、二人の男が同時に動く!
省33

[335]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:30:30 ID:v8xnIrag
???「凡太、スートスロットーボールであの二人のどちかを狙撃しろ!」
凡太「声!?えっ、いやお前馬鹿だろ!!なに言ってんのか解ってんのか!?」
???「解っている」
凡太「ぜってー嘘だ!あんな人間兵器みたいな奴にサッカーボールぶち込むって……いやもう何もか
 もおかしいって!俺が狂ってなきゃ世界が狂ってるよ!!」
???「お前がどう思おうとしらん!だがこれだけは断言しよう!このままもたもたしてたらお前は 省17

[336]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 13:32:44 ID:???
>>322-323
自分で書いておいてなんですが、狂った展開ですw
しかし世界を回るというのは初めからの考えなので、これからもっとカオスに。

[337]森崎名無しさん:2011/03/21(月) 13:33:00 ID:b0ukUR36


[338]森崎名無しさん:2011/03/21(月) 13:34:06 ID:9Grm4eFc


[339]森崎名無しさん:2011/03/21(月) 13:34:46 ID:GLlCGtQg
B


0ch BBS 2007-01-24