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【ボクは】キャプテン平凡【翼太郎】


[351]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/03/21(月) 15:36:55 ID:???
教皇の間から転移したアイオリアは、聖域内某所に凡太を伴い出現する。
アイオリア「……逃げ切れたか。もしかしてシャカの奴、わざと俺を……?」
聖域でも最強の一角を占めるシャカから、いかにアイオリアとは言えこうも簡単に逃げられたのは、
やはりそうとしか思えない。
アイオリア「今後、奴が敵に回らなければいいが……」
しかし、今は少年、凡太の治療が先決で有る。
アイオリア「うーん、手当の仕方なんかしらんしなぁ……アイツに頼むか」

凡太「うーん……いたた……はっ!」
シャカに吹っ飛ばされ気を失った凡太。気が付くと、そこは粗末な石造り小屋のような所だった。
凡太「……ここは?」
辺りを見回す凡太。だが側には誰もいない。
凡太「吹っ飛ばされたんだよね……なんか人間兵器みたいな奴に。よく生きてたなぁ……」
そう思い、強打した胸の辺りを触る。地肌の感触ではなく、布の感触。凡太の胸には包帯が丁寧に巻
かれていた。
凡太「治療……されてるなぁ。あの状況で助かったんだから、誰か助けてくれたんだよね、その人が
 治療も……マッチョの人だろうか?」
だが彼の姿は見えない。既に時刻は夜のようだ、窓から見える夜空には、星が輝いている。
凡太「あれは……天馬座だったっけ?」
???「そう、天馬座さ」
凡太「うわっ!だ、誰!?」
不意に掛けられた声に凡太は驚きそちらを振り返る。
???「脅かしちまったかい?悪かったね」
そこには一人の女性が立っていた。いや、正確に言えば女性だと思われる人物が立っている。


0ch BBS 2007-01-24