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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】
[220]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/03/15(火) 02:37:19 ID:???
カシム「ええぇぇ!?騎士をやめちゃうんですかぁっ!?」
カチュア「ど、どうしてですか?アベル殿の戦果ならばアカネイアから大陸一の栄誉騎士の称号すら受け取ることも――」
アベル「大事な約束なんだよ。スポーツ店を構えるってのがな。それに、これからの時代は
騎士よりも大事な存在が現れるだろう。どんな辛い状況でさえも、
それを自分が一番輝くステージへと変貌させるスーパースタープレイヤー…
観るもの全てを魅了するようなファンタジスタなサッカー選手こそ、これから必要になってくると俺は思っているんだ」
アベルの語る未来の理想。それは今ではアカネイア大陸中で人気のスポーツ。サッカーに纏わることだ。
これほど世界中で熱狂的に愛される球技はなかなか無いだろう。
平和な世の中になったとしても、人の本能として闘争心というものは無くなるものではない。
森崎たちのいる世界では、この球技が不幸にも代理戦争として扱われることもあるという。
この戦争で、アベルは大陸一の騎士の名誉を授かるまでの戦果を上げたのは間違いない。
だが、それは多くの敵国の兵士たちを手にかけたという事実の裏返しでもあるのだ。
アベル「…戦うことに疲れたってわけじゃないさ。アリティアに何かあれば迷うこと無く俺はまた槍を取るだろう。
だが、俺にとっての次の戦場は……血塗られた砦じゃない。歓声に沸くスタジアムなんだと思ってさ」
一番の戦果を上げた男の一番の願い。それはもう二度とこのような長く辛い戦いが起こらないこと。
そのためには、自分が先導してこのサッカーという平和的に闘争心を解消できる球技を急速的に大陸に普及させることが必要だ。
剣の代わりにボールを。槍の代わりにスパイクを、斧の代わりにユニフォームを、弓の代わりにゴールやスタジアムの提供を。
モロドフが密かに計画を進めている、アカネイア大陸独自のサッカーリーグの設立にも興味がある。
アベルはつらつらと自分の理想を仲間たちに語った。そのためにもこの戦い、絶対に負けるわけにはいかにのだと。
カシム「…す、すごいや。アベルさんがそんなことまで考えていただなんて…!」
カチュア「とても素敵な考えだと思います。ミネルバ様もきっと協力してくれることでしょう」
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0ch BBS 2007-01-24