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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[107]銀河シュナイダー伝説:2011/04/23(土) 00:57:01 ID:xNl6Clao
B.意外なことに孤児院のような場所だった。

子供A「あ!お帰りなさい!!」

子供B「おそと、大丈夫だった?こわくなかった?」

子供C「………」ギュッ

ドアを開け、隠れ蓑ともいえるダミーの部屋の更にその先、昔は体育館だった大きな施設には
10数人の子供と数人の母親が隠れていたのだが、中山の顔を見るなりほっとした様子で姿を
あらわし始めていた。

女性A「中山様…そちらの方は?」

小さな子供に囲まれながらもいつものように火炎放射器から油を抜き取る
中山の背中越しにリーダー格の女性が話しかける。

中山「ああ、モヒカンに襲われそうになっていたから助けた。あんな場所に女性だけで
いるなんて襲ってくださいといっているようなものだから連れて来たが…道を覚えられると
まずいから気を失わせた」

女性A「そんなだから、もてないのですよ?」

中山「俺は人に愛される資格はない。今日も人を1人殺めてしまった。彼にも家族があるとすれば、
俺は…」

本来サッカーをするために得た力…それを暴力行為に使うしかない現在を憂う中山。
しかしその問いに答えられる人物などおらず、現在はその贖罪とも言うべき行為…か弱い存在の
守護者として女子供を保護する毎日であった。


0ch BBS 2007-01-24