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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜
[167]外伝〜世紀末中山伝〜:2011/04/24(日) 21:16:46 ID:yS0XLc96
A.森崎
中山「お、お前は…」
キングの城の最上階。見晴らしの良いように横方向に吹き抜けになっている空間。その空間に
唯一存在する玉座に彼は座っていた。
森崎「久しいな中山。そして中里。それに長野も」
玉座の腕掛けに不遜に肘を突き、そこに頭を乗せていた森崎はゆっくりと立ち上がる。
高高度ゆえの強風のたなびく純白のマントが彼の威風をより強調しており、顔立ちこそ
忘れもしない彼ではあったが本当に彼が森崎有三であるのか?と確認が必要なくらいであった。
中里「は!ただいま戻りました」
すぐさま脇に控え片膝をつく中里。
中山「…どういうことだ森崎?」
森崎「見たままだよ。大体おかしいと思わなかったか?ここに来るまでに何の障害も無く来る事が
出来る事が。中里には二重スパイを行ってもらっている。そして、お前を連れてくるように仕向けた。」
中山「何故そんな事を?」
森崎「もちろん拳王を倒すためだ。既に拳王配下のものの多数に俺の部下がまぎれている。たとえば
そこの長野のようにな」
長野「は!」
森崎の言葉に平伏する長野。
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0ch BBS 2007-01-24