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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[407]銀河シュナイダー伝説:2011/06/11(土) 19:57:49 ID:CBTKz/Zk
マリー「お兄様。お久しぶりです!マリーは嬉しいです!!」

飛び込むように抱きついてきた少女は兄の手からはなれ4年。その気になればどれだけでも気高く
立ち振る舞う事ができるのだが、この久しぶりの邂逅に我慢できなくなったようでとても17.8の
乙女だとは思えないはしゃぎようだった。

マリー・フォン・クライネルト…旧名マリー・フォン・シュナイダーは幼くしてその美しさゆえに
後宮へ召抱えられたシュナイダー子爵家の長女。長兄、ベルンハルト・フォン・シュナイダーと
次兄、カールハインツ・フォン・シュナイダーの溢れんばかりの愛情によって育まれた明るさと
華やかさを持ついうなれば純粋培養の温室の花。14歳までの彼女にとっての世界とは兄によって
彩られた世界であり、そういう意味で寵姫となった今でも彼女は兄離れができてはいなかった。

…それは、妹離れできずに軍人の道を選んだシュナイダーにも同じことが言えるのだが。

閑話休題。

シュナイダー「マリー…どうしてここに?」

手に持った花束が崩れないようにしながらマリーの華奢な腰を抱え、抱きつく妹をゆっくりと通路に
おろすと…

ベルンハルト「マリーも出資者の1人だからな。当たり前だろう」

シュナイダー子爵家の長兄、ベルンハルト・フォン・シューマッハが後から姿を表す。


0ch BBS 2007-01-24