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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[421]銀河シュナイダー伝説:2011/06/14(火) 20:25:52 ID:3yEdS4C2
シュナイダー「し、失礼した。その…背中を向けているから着替えてもらっていいか?」

シェリル「そ、そうですね。もうじき開演しますし…」

すでに舞台では前説の少女がその美声を披露している。本来ならば舞台袖に向うタイミングなのだろうが、
緊張がどうしてもほぐれないシェリルはメイドのエメレンツィアの助言に従ってマッサージを
受けていたのだ。

布の擦れる音が数回。そのうちの一つはガウンの帯を解く音、そして最後には衣装を装着する音、
そしてその音ともにこちらを向いても良いという言葉がかけられる。

シュナイダー「すまなかった。…それにしてもエメレンツィアはマッサージも出来るのか。雇い主ながら
しらなかった。」

再開の喜びよりも微妙なタイミングで入ってしまったバツの悪さを払拭するようにどうでもいいことを
会話の口火にしてしまうシュナイダー。

シェリル「はい。かなりの腕前ですよ。今までも日ごろのレッスンの合間にも披露してもらってましたの。」

そういうシェリルの姿は短いスカートを着けたレオタード。歌を歌うにはあまりに似つかわしくない
姿だった。


0ch BBS 2007-01-24