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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[483]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 03:29:05 ID:awmgoVNE
〜〜〜

深く一息深呼吸。淀んでいた感情を吐き出すように大きく肩と横隔膜、そしてそれに釣られるように
肺を動かすと急に視界がはっきりとする。

この場所は数時間前に入った場所。控え室とも楽屋とも呼ばれる10畳ほどのワンルーム前の入り口。

とりあえず初日のコンサートは終了したため、一部の人員…大道具係は舞台セットの再調整に忙しかったり、
掃除の人足は今からが本当の仕事だったりするのだが、その他多数の人間は一息つける状況に
落ち着いており、主役であった彼女もまた同様であった。

トントン…

ドアをノックして控え室に入る主催者。

そこには俯いた状況でまるで人形のように目を閉じている少女が1人いた。

シュナイダー「……その様子ではやはり満足はしていないようだな」

その静かな語りかけにピクンと肩を震わせる金髪の少女。

シュナイダー「だが、まあ…まだ初日だ。ここから取り返せばいい」

実際問題としてギミックの多い会場設営の準備等だけで1週間ほどかかった劇場にたった1日しか
コンサートを開かないというのはコストの関係上あまりよろしくない。


0ch BBS 2007-01-24