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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[490]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 15:28:29 ID:awmgoVNE
シェリル「あなたの言葉で目の前が真っ暗になり、気がつけばコンサートは終わってしまいました」

『彼に』問われなければ決して表に出る事無く、時間は掛かるだろうが何時かは忘れるか思い出に
なるはずの感情が煮えたぎったマグマのように噴出してしまう。

シュナイダー「それではシェリルは私の一言で程度で自らの最も欲するものを失ってしまう。その程度の
覚悟だったというのだな?」

当然、自分が後ろ盾になっている人物にそんな事を言われて黙って置けるはずが無いシュナイダーは
そう尋ね返す。彼にとっては飼い犬に手を噛まれたも同然であるがゆえの言葉であり、その言葉には
貴族の貴族たる所以…いや、この場合は保護者が被保護者に対して行う高慢さが宿っていた。

シェリル「…それは……」

わずかにいいよどむシェリル。確かに彼を自身の中に入れず、あくまで金づると考えることが出来ていれば
もっと理性を働かせて行動する事ができたかもしれない。…いや、そうするだけの器量を彼女はたしかに
持ち合わせていた。それを心の一部で認めることが出来る明晰さを持っているが故に心の奥淵のマグマは
急激に冷やされていく。


0ch BBS 2007-01-24