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銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[496]銀河シュナイダー伝説:2011/06/21(火) 16:30:56 ID:awmgoVNE
ベルンハルト「そして、シェリル・ノーム!貴女はもっと悪い!本当に今回の失敗はカールの一言
だけなのか!?もし、カールが楽屋に来なかったとして本当にこの会場全体を満足させるだけの
パフォーマンスを行えたと言い切れるのか?貴様は己が失敗を事もあろうに主である人物に
責任転嫁させているだけではないのか!」

普段は精悍な顔立ちでありながら温厚にも見える彼だが2人を痛烈に批判をする。

シュナイダー、シェリル「そ、それは…」

異口同音に言葉を濁す2人。家長であるベルンハルトの言葉は確かに2人の痛いところをついてきたので
ある。

シュナイダー(確かに…シェリルに会うに関してグレースは眉を顰めていた。もし、あの時会うことを
やめていれば最低でも今回のような事は起きなかったはずだ)

シェリル(…私の歌…パフォーマンスの迂闊さから逃げるためにシュナイダー様を利用していた?)

シュナイダー「すみません、兄上」

基本的に家長や次期当主である人物に次兄、末弟などは弱い。ともすれば長兄の使用人として
人生を全うする事すら儘あるゴールデンバウム朝のの貴族にとって兄に屈する事は恥でもなんでもなく、
単なる礼儀作法の一つであるすらと教えられているほどだ。故にシュナイダーもその例外ではなく
すぐに自分の非を認めると心の中に沸き立つ憎悪にも似た尊大さを打ち消す事に成功し、
謝罪の意を表すとそれを見ていたシェリルもそれに習う。


0ch BBS 2007-01-24