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1- レス

銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[939]銀河シュナイダー伝説:2011/08/04(木) 23:39:23 ID:pfhWx8NE
敵オペレーター「映ります!」

ブゥフォン!!

シュナイダー「まさかこんな形で相対する事になるとは…いや、お互い勝ち続けているのだから当然か」

突如現れた人物の、挨拶としてはやや礼にかける…だが、同室の友ゆえに許されるのであろう言葉に
アルテミュラーは一瞬言葉を失う。

アルテミュラー「…そうか、相手は卿だったのか。そんなことすらわからず戦っていたのだな、私は。」

僅かに自嘲の翳りを漂わせながら艦橋中央のシートから立ち上がると、友人であるシュナイダーに
自身の負けを認めるかのようにそう話す。

シュナイダー「だが、………(いや、何もいうまい。)」

これはスポーツではなく人の生き死にをかけた戦争である。ここで相手に「強かった」とか、
「次に戦うときは結果はわからない」とか慰めの言葉をかけたとしても何の意味もないことを
今までの経験で嫌というほど知らされているシュナイダーは、友に友としてかけるべき言葉を
一旦封じると、事務的に勝利宣言に必要な事柄を進めていく。

シュナイダー(提督というのは弱いというだけで罪だ。何万という将兵を無為に失わせるのだから)

そんな事を思いつつ、一気に襲ってきた気疲れを癒すべく、ゆったりとした広いソファーに座り込むと、
オペレータの賛辞を子守唄にゆっくりとまぶたを閉じ、勝者となった感慨をほとんど得る事無く
ベスト16へと駒を進めるのだった。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24