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1- レス

銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜


[946]外伝〜銀河森崎伝説〜@スレタイ募集中:2011/08/04(木) 23:48:35 ID:pfhWx8NE
パン!

ワカバヤシ「同情はいらん。これで俺たちの野望も終わりだ。だが、それは俺自身の敗北ではない」

差し出される手を軽く弾き、自身の勇退を示すかのように偉丈夫に振舞う。

マツヤマ「…そうか。負けを認めない限り負けではない。実にお前らしいな」

そういうと、自分の行動を恥じるかのように軽く頭をたれると、モリサキの元へと戻っていく。

〜〜〜

モリサキ「さて、約束は覚えているよな」

0.15Gの低重力ドームから離れた両チームはお互いのミーティングルームの中間に位置する
中央エントランスに場を移していた。

今回の試合は非公開であったため観客などいるはずもなく、それ故にこの場にいても邪魔するものは
誰もいないようであり閑散としている。

ワカバヤシ「ああ、覚えている。お互いの派閥の存続…つまり負けた方は勝った方のいいなりになる。
…それで間違いない」

観念したのか、それとも彼の中の闇の一部が敗北により剥げたゆえか、いつもの剛毅な表情ではなく、
清水のような、それとも硬質のプラスチックのような、なんともいえない表情で答える。


0ch BBS 2007-01-24