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1- レス

【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】


[433]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 21:54:52 ID:???
叩き付けられた瞬間、腕の中からはじき出されたのか、沙織を抱きしめていたはずの凡太の姿は近くにはない。

沙織「凡太さん……どこ!?どこにいるの!」

大声で辺りに呼びかけてみるが、返事をする者は誰一人いない。

沙織「そんな……どうして?」

それは何に対しての問いだったのか。どちらにせよ、凡太の姿は見えず、答える者もまたない。

沙織「どうして……どうして……」

それでも沙織はその問いを繰り返す。
省7

[434]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 21:57:15 ID:+cZRYuNM

    〜少し時間を遡り、凡太達が地表に落下した瞬間〜

     ドォォォォォォォォォォン!!!!

凡太「ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

沙織を庇い、背中から地表に落下した凡太は、人間二人分の打撃をその身に受ける!

先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★落下の衝撃 ! card + (ランドクロスの残り耐久度 −3)+(沙織の重量 + ! dice)=

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

★落下の衝撃 省12

[435]森崎名無しさん:2011/04/19(火) 21:57:48 ID:???
★落下の衝撃  ダイヤ5 + (ランドクロスの残り耐久度 −3)+(沙織の重量 + 3 )=

[436]森崎名無しさん:2011/04/19(火) 22:30:53 ID:???
まあ生きていただけめっけもんか・・・
ランドクロスを失った上に重傷だけどしかたあるまい

[437]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 23:27:05 ID:???
少しの間スレ一覧が出ませんでしたね。
もう治ったようなので再開いたします。

[438]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 23:28:49 ID:???
> ★落下の衝撃  ダイヤ5 + (ランドクロスの残り耐久度 −3)+(沙織の重量 + 3 )= 5

≦12〜4→怪我レベル悪化。凡太重症!

     ドォォォォォォォォォォン!!!!

凡太「ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

沙織「うっ!」

地表に叩き付けられた凡太の腕の中から、沙織の身体がはじき飛ばされるように投げ出される。

沙織「ううっ……」

だがむしろそれが幸いしたのだろう、沙織の身体は派手に飛びこそしたが、凡太の身体がクッションとなり
省21

[439]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 23:30:04 ID:???
凡太「うっ……ううっ……」

しかし、それも所詮は髪の毛一本。凡太は全身を強打の重傷を負っている。

今直ぐにでも治療を開始しなければ、その細い髪はぷつりと切れてしまうだろう。

そして、今凡太の周りには不幸にも誰もいない。沙織さえも、遠くにはじき飛ばされ、離ればなれになってしまっている。

     ズシャッ……

が、誰もいないはずのその場所に、居るはずのない男の足音が響く。

???「……この男、あの崖の上から自分で飛び降りたのか?」
省2

[440]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 23:31:26 ID:???
死から最も縁遠いその男でさえ、無防備な状態で落下すればただで済むとは思えなかった。

???「それを、聖闘士でもないこの男が、紛い物の聖衣を身に着け、しかも女を庇いながら……?」

男は再び凡太に目を移す。

ボロボロに砕けた鋼鉄聖衣。戦い慣れ、傷つき慣れているとは思えない身体に付いた無数の傷と血。

それでも凡太は、傷つくことを躊躇わなかった。

???「……」

男は凡太の側にかがみ、横たわる凡太の身体を両手で抱き上げる。

     ザッ…… 省6

[441]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/19(火) 23:33:33 ID:???
という所で、今日はこの辺で……。
なんだかラブコメのような展開の後、いきなり命の聞きでした。
ランドクロスは壊れてしまいましたが、凡太が死ななくて一安心です。

[442]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:21:13 ID:???
……場面は戻って、再び沙織の方へ。

沙織「凡太さんどうして、私なんかを……」

凡太が衝撃から立ち直りきれない沙織は、動く気力も無く、その呟きを何度も繰り返している。
……が、その呟きをかき消すように、足音が響く。

沙織「!?……凡太さん!?」

沙織は凡太の姿を期待し、足音の方を振り返った。

が、そこに期待した姿はなく……。、

ジャミアン「……城戸の小娘一人か」

沙織「ジャミアン!」

     ザッ!
省18

[443]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:22:15 ID:???
重ねて問うジャミアンの言葉に、今度は沙織も沈黙を守ることが出来なかった。
だが、その答えは、ジャミアンに対する返答というよりも、自分の願望を述べたものであるに過ぎない。

ジャミアン「ふむ……まあいい。あの高さから落ちたのだ、生きていたとしても長くはあるまい」

沙織「……」

再び沈黙する沙織。

ジャミアン「さて、城戸沙織よ……最早お前を守る聖闘士も、どこの馬の骨かわからん男も居ない。
 いよいよ年貢の納め時だな」

沙織「……」
省29


0ch BBS 2007-01-24