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1- レス

【決勝の】Another-C_5【先にあるもの】


[517]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 12:18:48 ID:???

>>516 乙感謝です。 グラハムって確かドイツ系の名前ですよね、心奪われた。
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> 他の選手のご紹介→ クラブ3
> 《クラブ》 モブ選手について適当にワイワイ言って終了
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カペロマンを紹介した後は、その他のフィールダー選手をサラリと流すだけに終始した。 省44

[518]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 12:19:49 ID:???

まずは細身である一方が、体格の良いもう一方へと話しかけた。

ジョアン「時間通り・・・よく来たな、ブンナーク。」

ブンナーク「珍しいじゃねえか、アンタがオレを呼び出すなんてよ。」

グラウンドに居たのはブンナークとジョアンであった。
どうやら呼び出したのはジョアンの方である。
だがブンナークはその事に対して今一つ合点が行っていない様子だ。

ジョアン「なんだ、不満か?」
省18

[519]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 12:21:36 ID:???

ジョアン「興味がなかったわけではない、私がコーチという肩書き抜きで選手と接しないというだけだ。
      それにお前はナチュラルな素材だからな、必要以上の事を教えれば逆に魅力が損なわれる。」

ブンナーク「・・・つーと、なにか? 直々にコーチングしてくれようって腹か。」

ジョアン「お前に何かを教えるとしたら、お前自身が本当に必要だと感じた時しかない。
      ・・・尤も、私が指導せずともポストプレイくらいは習得するだろうと思っていたがな。」
省38

[520]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 12:24:40 ID:???

有無を言わせぬジョアンの言葉にブンナークは押し黙るしかなかった。
しかし・・・確かにこれまでジョアンの指導に間違いがあった記憶など一度もないのは事実。
疲労を残さない、そして1時間で教え込む事が出来るという言葉も確かなのだろう。
そう信じ、ブンナークはジョアンに対して頷いた。
彼の指導を受け入れる事を決めたのだ。


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ジョアンのエスプリ(指導)→! card
 ★ブンナークの楔(被指導)→! card 省27

[521]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 12:31:46 ID:???
★ジョアンのエスプリ(指導)→ ハート8

[522]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 12:35:31 ID:???
★ブンナークの楔(被指導)→ スペード9

[523]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:15:52 ID:???

> ジョアンのエスプリ(指導)→ ハート8 、ブンナークの楔(被指導)→ スペード9
> 《17》 必殺ポストプレイ取得、パス+1
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ジョアン「ヘディングならば・・・・・お前はポジショニングもコントロールも問題なく出来ている。
      それなのにポストプレイが出来ないのは理屈に適っていないように思わんか?」

ブンナーク「いや・・・んな事を言ったって出来てねえんだなコレが。」 省25

[524]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:17:02 ID:???

ジョアン「お前がポストプレイを苦手としている理由は、敵の行動が把握出来ない所にある。
      ゴールに背を向けるという事は、敵DFに対しても背を向ける事になるからな。」

ブンナーク「・・・!」

図星であった。
ブンナークは敵のポジショニングや行動が把握出来ぬ故、その瞬間の集中力が分散してしまっていた。
集中力が分散される事で一つ一つのプレイの質も落ち、結果として使えない代物となっているのだ。

ジョアン「背を向けた相手の行動は目では見えない。 省36

[525]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:18:49 ID:???

感嘆の思いでブンナークはジョアンの言葉を頭に刻んだ。
たった一言が物事をブレイクスルーさせ得る事があると、期待に胸を膨らませた。

その後、実際に練習を始めてからブンナークはジョアンの言葉が正しかったと実感する。
敵DFに背を向けていても、その位置を十分に把握出来てさえいればブンナークにとって十分だった。
むしろポジショニング争いを誘発するこの態勢は、フィジカルに優れたブンナークに都合が良かった。
省33

[526]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:19:49 ID:???

ジョアン「ふむ、こんな所か・・・・・・ あとは実戦で色々試してみる事だな。
      背後のDFに合わせるプレーは、使えば使う程色々とアイデアが生まれてくる。」

ブンナーク「了解だ、為になったぜ。」

ジョアン「ではクールダウンしてホテルへ戻れ、ストレッチを入念に行っておけよ。」

それだけ言って、ジョアンはブンナークの前から去っていた。
このジョアンの姿はブンナークにとっては珍しく、頼もしい大人として映っていたのだった。

省37

[527]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:21:51 ID:???

ジョアンとアンザーニは度数の低い飲料をオーダーし、暫しの歓談を楽しんでいた。
旧交を改めて確かめ合うように笑い合った。
この後にもう一人の人物が到着すれば、堅い話をしなければならないのである。
それまでは・・・と、2人はこの貴重な時間を楽しんでいるようだった。



〜フィオレンティーナ 寄宿ホテル〜

夕食を終え、三杉は再び自室で腹休めをしていた。
監督の姿が見えないのが気になったが、どうやら用事があり出かけたそうだ。 省33


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0ch BBS 2007-01-24