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【精霊の森の】森崎の聖戦4【ファンタジスタ】
[343]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc
:2011/06/12(日) 14:30:46 ID:???
しばらくして、エーディンが戻ってくる。
その脇には、豪華な装飾のついた…金色の大きな弓を抱えていた。
デュー「え? もしかして、それって…」
エーディン「そう、イチイバルよ。私の家…ユングヴィに伝わる、伝説の神器。
でも、今のユングヴィに、この弓を扱える者はいないの。父も、弟も使えなかった」
デュー「聞いたことがあるよ。聖戦士の血を継いでいるからって、必ず使えるわけじゃないんだよね」
エーディン「ええ。おそらく。ブリギッド姉様…行方不明の姉が、ウルの血を最も濃く継いでいる。
できることなら、姉様を見つけ出してこの弓を継いでもらいたいわ。…でも」
エーディンは途中で話すのをやめ、聖弓…イチイバルに、矢をつがえる。
エーディン「もしかしたら、私にも…っ!」
弓を引く動作をしかけて…エーディンは不意に、弓を降ろした。
デュー「???」
エーディン「駄目。弦を引くことすらできなかったわ」
デュー「えっ? ちょっと触らせてよ…うわっ、本当だ! こんな弓、引ける奴ほんとにいるの?」
エーディン「イチイバルに選ばれた者ならば、わけもないでしょうね。私は、そうではなかったというだけ。
…さて、剣の訓練に戻りましょうか。こんなど素人に負けて、悔しいでしょう?」
デュー「…そうだった! そう何度もやられないぞ! オイラがエーディンに守られるなんてゴメンだ!」
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0ch BBS 2007-01-24