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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
[826]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/15(土) 23:38:58 ID:???
ビクトリーノ「いくぞ、みんな! ここで勝って、俺たちの力を見せつけてやろうぜ!!」
ウルグアイメンバー「「「「おう!!」」」」
ディアス「おーおー、力んじゃってまぁ……」
ポジションにつくなり、チームメイトたちを鼓舞するビクトリーノを見ながらにやにやと笑み、センターサークルに立つディアス。
その横に立つ永琳は……やはり微笑を浮かべ、ディアスの肩に手を置き呟く。
永琳「ウルグアイの弱点は以前も言ったように前半に弱い点。 ……最初からフルスロットルで行って頂戴」
省24
[827]森崎名無しさん:2011/10/16(日) 00:06:30 ID:???
乙でしたー
さて、見せてもらおうか
アルゼンチンの天才の実力とやらを
[828]森崎名無しさん:2011/10/16(日) 00:50:38 ID:???
乙
ウルグアイ完敗だな
[829]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:20:01 ID:???
ジョン「さぁ〜! 本日第一試合、幻想郷対イタリアが終了し!
いよいよ第二試合、アルゼンチン対ウルグアイの一戦が始まろうとしています!
この両チームはどちらも南米からの招待国!
かたや幻想郷に惜しくも敗北をしたものの、その驚異的な攻撃力の強さと鉄壁の守備は並大抵のものではないウルグアイ!
一方、未だ試合は無く天才と称されるファン=ディアス選手の実力も未知数であるアルゼンチン!
省65
[830]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:21:02 ID:???
観客「んー、順当に考えればアルゼンチンの方が強そうだけど……」「ウルグアイにも強い選手がいっぱいいるからなぁ……」
「魔王様が1点しか取らせてもらえなかったもんな、昨日の試合」「パチェさんだって全然活躍させてもらえなかったもんな……」
「パチュリーは関係ないだろ! 訴訟も辞さない!!」「なんにせよ、こりゃ見ものだぜ。 どっちが勝つのかわかんねぇもん」
反町「……両チーム共、4−4−2か。 まぁ、スタンダードな形だな……」
省58
[831]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:22:06 ID:???
ピピィーッ! バッ!!
ジョン「さぁ〜っ! 審判の笛が鳴りました、いよいよ試合開始……っと……あ、あぁぁぁ!?
こっ、これは……いったいどうした事かぁ!?」
反町「えぇっ!?」
パルスィ「パ、パル……!?」
ヘルナンデス「んな無茶な……あっという間に囲まれるぞ!?」
映姫「(それがわからぬ程の愚者……という訳ではないのでしょうが……ふむ……)」
こいし「意表を突くのが狙い……とか?」
省42
[832]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:23:06 ID:???
ビクトリーノ「ボール……貰ったぜ!!」
ディアス「(スピードばっかで狙いがバレバレなんだ……よっと!)」
バシッ! ポーンッ!!
ビクトリーノ「!? ヒールリフト!?(いや、まだ3人いる! ボールが落ち始めた所を狙えば……!)」
真っ先にディアスの足元からボールを奪い取ろうとしたビクトリーノのスライディングタックルは……。
しかしあっさりとディアスに見抜かれており、ディアスは軽くヒールリフトをしていなす事に成功。
省39
[833]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:24:08 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?
ジョン「あっ……な……なっ、なんだこれはぁぁぁぁぁぁ!?
ディ、ディ、ディアス選手……ボ、ボールを奪われたかと! 誰もが思った、誰もが思ったその瞬間!!
勇儀選手らがプレスをかけた瞬間!! 空中で浮くボールを、もう一度ヒールで持ち上げたァァァアア!?
ボールはそのまま勇儀選手らの頭上を越し、高く高く……高く、そして前に伸びて……ディアス選手、その元へ走る!!
省72
[834]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:25:08 ID:???
パスカル「(おいおい、この程度で驚いてもらっちゃ困るぜ。 なぁ、ディアス……)」
永琳「(さて、大暴れしちゃって頂戴、ディアス君)」
ダダダダダダダダダダダダッ!!
萃香「こんのっ……! いいようにやってくれるじゃないか!! でもねぇ、そんなに遠くに蹴りだして拾えるとでも思ってんのかい!!」
ディアス「(上手い具合に釣り出されてくれたな〜。 ここまで計算通りに行くのは逆に怖いかも〜なんつって)」
省60
[835]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:26:14 ID:???
ギュルルルルルルルルルルルルルルルゥゥゥゥゥッ!!
萃香「はァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
ディアス「あーらよっ、出前3丁〜!!」
バシィッ! ポーンッ!!!
最高度まで到達した瞬間、急降下してきたボールは丁度ディアスの背後へと正確に落ち。
これをディアスはノールックで今一度踵で蹴り上げ、唖然とする萃香たちの横をすり抜けた。
もはや観客も……そして対戦相手であるウルグアイの面々までも、何が起こっているのかわからない。
省51
[836]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/10/16(日) 01:27:14 ID:???
カノーバ「くそっ! くそっ! くそおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
バッ!!
ディアス「とどめに……ちぇいりゃっ!」
パンッ! ポーンッ!!
GKのカノーバが決死の覚悟で飛び出し、ボールの落ちてくる瞬間を見極めボールを確保しようとする。
だが、それもまた――ウルグアイにとっては残念な事に、徒労へと終わる。
カノーバがボールに触れるより前、ディアスはなんと自身が飛び跳ねて自ずから空中のボールへと接近。
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0ch BBS 2007-01-24