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銀河シュナイダー伝説7 〜琢磨篇〜


[932]銀河シュナイダー伝説:2011/09/04(日) 22:17:31 ID:ZVhNmOOs
イベント! ジルベスター!!

…の前に。再び時間は逆戻る。

シュナイダー「…という事なので兄上。シェリル・ノームをお貸しいただきたいのですが」

先月の生徒会長からの、アイドルや歌手、もしくは高名な音楽家の出演依頼においてシェリルの
名を出したシュナイダーは、気が進まない業務を実行していた。

ベルンハルト(ふむ、嫌なものから背を向けるだけではなく、必要となれば個人の感情を殺す
ことも出来るか…。これがプライドからの言葉でないのならば…まだ、大丈夫か)

情報機密のために特殊な電磁結界が張られている中ではシュナイダーの持つ携帯式の総合端末は全く
役立たずなため寮に設置されたビジフォンから兄弟の会話は成されていた。

シュナイダー「どうでしょう?予定が無いのであれば彼女のためにもなると思うのですが?」

やや緊張の面持ちで画面に映し出される姿を見るシュナイダー。

ベルンハルト「それならば自分の口からいえばどうだ?縁を戻せるかもしれないぞ?」

シュナイダー「………いえ、今は駄目です。彼女の心は深く傷ついています。今それを持ち出せば
再び傷は開いてしまうでしょう」

元は彼女の自業自得だと思ってしまうシュナイダーだったが、それは今回の理由にはならないと思いなおす。


0ch BBS 2007-01-24