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銀河シュナイダー伝説7 〜琢磨篇〜


[976]銀河シュナイダー伝説:2011/09/05(月) 18:20:05 ID:6jFpd0zU
〜〜〜

まだ西暦の時代に生まれた古典的な音楽が巨大な第一式典会場を舞い踊る。

あまり音楽の造詣には詳しくないシュナイダーにとって、問題なのは楽曲ではなくリズムだったのだが、
運の良いことにそれはダンスとしては定番の円舞曲。その三拍子に乗ってしまえば
貴族子弟の基本的な嗜みとして、及第点を与えるに十分なステップを見せることに成功しており
ダンス広場の中でも注目を浴びていた。

ミレイ「それにしても意外。本当はカレンを誘うんだと思ってたんだけど?」

レースの長手袋に収められている乙女に相応しい柔らかな感触に、彼らしくも無く照れるシュナイダーは
その言葉に僅かに驚く。

ミレイ「だって、この前の生徒会のお手伝いでは彼女を指名したでしょ?てっきり気があると
思ったんだけど、お姉さんの気のせい?」

驚くシュナイダーの顔を面白そうに見つめながら彼女の白を基調にした美しい衣装が軽やかに舞う。

シュナイダー「そんなわけではないですよ。ただ大変そうだから…」

確かに自分でも何故彼女を選んだのか…それを自身では『なんとなく』としか表現できないため
妙ないいわけじみた言葉しか出てこない。


0ch BBS 2007-01-24