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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[253]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 00:08:55 ID:???
アベル「そ、その、無理をさせて悪かったな。今のお前はもう騎士でもなんでもない普通の商人なんだし」

エスト「いーのいーの。私が見届けたかったの。アベルの、アリティア騎士団としての最後のお勤めをさ。
    だから、私のことは気にしないでバーンと新人さんたちを鍛えてあげちゃいなさいな」

ぱちりとウインクして見送ってくるエストの笑顔に、アベルは何も気後れすることはないのだと心を強く持つ。

アベル「ああ……ありがとなエスト。俺の騎士としての勇姿をしっかりと見届けておいてくれ!」

エスト「ファイトだよ、アベル!」

森崎「(うぎぎ……さっきから見せつけてくれちゃってまぁ……!)」

カイン「(やっぱり俺はアイツに追いつくことはできないのか……)」

独り身コンビがさめざめと気落ちする中、カタリナがフォローするように指示を続ける。

カタリナ「しっかりしてくださいふたりとも!今ならアベルさんの動きも先ほどに比べて幾分鈍くなっているはずです。
     まずは私の魔法で攻撃しますから、みなさんは順次追撃を仕掛けて行ってください」

クリス「私の槍があのアベルさんに通用するのかどうか……これまでの訓練の成果を試すのには絶好のチャンスね」

アベル「ほう。エストを倒したくらいで行きがってもらっちゃ困るな見習い共」

カタリナ「余裕なんですね。でも……これならどうです?」

カタリナはしっかり土地に足を踏みしめ魔力を解き放つ。地面に様々な紋章が浮かび上がりカタリナの掌に赤い光を灯らせる。

アベル「(こいつ……見習いの割りには桁外れの魔力だな。……なるほどね)」

カタリナ「いきます!私たちはみんなで一緒に近衛騎士になるんです!」


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