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1- レス

【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[262]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/13(火) 01:27:49 ID:???
カタリナ「(正騎士たちの信用を集め、仲間との信頼を深め、そしてマルス様とお近づきになる。
     もうすぐです。もうすぐあのお方のお望みを叶えてあげることができる……)」

アベル「(この娘……出来る!?)」

魔法に関してはあまり学がないアベルだったが、多くのガーネフの配下たちと戦ってきた経験が何よりも物語っていた。
本能的に、彼女の魔法には彼ら闇の司祭のような禍々しくも強力な術が固まっているのだと。

カタリナ「(アベルさん相手ならば手加減は必要ないですね。……はぁぁぁっ!!)」

ギュオオオオオオオォォォォ!!

クリス「カタリ……ナ……?」

これまで一番多く共に修練の時を重ねてきたクリスでさえ見たことのない彼女の力の本質。
マルス、シーダ、カイン、そして森崎もカタリナの真の実力を目の当たりにして驚愕する。

カタリナ「舞い上がれ炎の滝よ!そして打ちつけ!エルファイヤー!!」

アベル「馬鹿な!?ファイヤーの魔導書でワンランク上の呪文を成功させただと!?」

ドボボボボボボッ!ボボッ!ドボボォォォッ!!

アベル「(ぐっ……冗談キツイぜ。俺たちの世代じゃこんな魔法扱える奴なんて一人もいなかったぞ)」

抜群の反応を見せ、次々と降りしきる炎の雨を避け続けるアベル。
しかし、先ほどカインと競り合った際に負傷した脇腹の刺すような痛みがほんの僅かだが判断力を鈍らせてしまう。

アベル「しまっ…」

ボシュッ!!


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