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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[268]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/09/13(火) 01:36:51 ID:???
森崎「…………」
マルス「人を教えて、導くことは本当に難しいことだと今回教えられたよ。
どれだけ平等に接しようとしても、感情が、気持ちが表に出てきてしまう。
……王子である僕がこれだけ困惑してるんだ。君だって相当苦しんできたんだと思う」
森崎「ああ……そうだな。だが、後進を育てていくのが先人の勤めでもある。
自分のことだけで手一杯にするつもりはないさ。俺は必ずやり遂げてみせる」
アカネイア大陸への憂いを断ち切れるだけの自分の後継者に相応しきものを育てなければならない。
だが、やはり現実は厳しく森崎の前に立ちふさがってくる。
破滅のツボによる弱体化は相変わらず体力を蝕み、本来の実力を発揮させづらい。
そして第七小隊全員を相手に本当に教官らしく、平等に接してこれたか振り返れば疑問が残ってしまう。
森崎「(全員違う才能。違う実力。違う感性を持っている。そんな集団をまとめ上げる教官という仕事。
サッカーに例えるのならばキャプテンというよりも監督に近いだろう。
城山監督や古尾谷監督……三上監督も、こんな苦労を常に抱えていたのかな)」
ただの馴れ合いだけでは終われず、結果もしっかりと残さなければならない。
そんな重責を抱えてきたであろうかつての恩師たちのことを思い出しながら、森崎は結果発表の場へと向かった。
ジェイガン「うむ、揃ったな」
第一砦に集まった第七小隊をひと通り見渡し、ジェイガンは資料を片手にこほんと咳をする。
ジェイガン「では、クリス率いる第七小隊よ。ここで最終試験の成績を伝える。心して聞くように」
ざわ……ざわざわ……
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0ch BBS 2007-01-24