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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[279]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:22:20 ID:???
セシル「ちょ、ちょっと待ってくださいよジェイガン様!まだライアンが呼ばれて…」

ジェイガン「…最終試験での棄権による減点が主な原因だ。
      アリティア騎士の最大の教訓である『生存』を守れぬものに正騎士になる資格はない」

ルーク「なっ…なんでだよ!俺だってリタイアしたんだぜ!なんでライアンだけ失格に…」

ライアン「いいんですルークさん。……せっかくルークさんは合格できたんですから」

ルーク「だ、だけどよ!納得いかねーじゃんかよ!俺たちは全員で一緒に合格するって約束したじゃねーか!」

ロディ「これ以上自らの立場を悪くすることは言うな。……ライアンの気持ちを汲んでやれ、ルーク」

ルーク「っ……」

森崎「(ライアン…駄目だったか…)」

ゴードンの弟という立場から、森崎は彼に何処か負い目を感じていた所がある。
彼の兄を守りきれなかった責任とでも言うのか、彼を正騎士にさせることでその暗い気持ちを払拭できると思っていた。
だが、自分はライアンを合格させることは出来なかった。もちろんライアン自身の力不足が原因であることは違いない。
しかし、自分の教え方や接し方一つで少しでも結果が良くなっていたのかもしれない。
そんな後悔の念が、そして全員合格という規約を守れなかったという無念が森崎と第七小隊を包んでいた。

カタリナ「……待ってください!」

森崎「(カタリナ…?)」

時が止まったような、重苦しい雰囲気を跳ね除けようと動いたのは意外にもこの少女だった。
いや、戦う勇気を得て従騎士屈指の力を手に入れた彼女だからこその行動だったのかもしれない。
カタリナはジェイガンの前に出ると、膝を折り地に手をつき頭を下げる。俗に言う『土下座』の構えをとった。

ジェイガン「…何のつもりだ?」


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0ch BBS 2007-01-24