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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[280]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:23:49 ID:???
カタリナ「私のようなものが差し出がましいことはわかっています。
     でも……お願いします!どうか、どうかライアンにもう一度チャンスを与えて下さい!」

クリス「カタリナ…!?」

ジェイガン「なにィ…?」

カタリナ「お願いします!吊り合わないと思いますが私の正騎士の資格を賭けてでもかまいません!
     ライアンは同じ第七小隊の仲間なんです!お願いします!もう一度、もう一度チャンスを下さい!」

森崎「(カタリナ…こんなことが出来る娘だったのか…?)」

初めて出会った時の印象は、臆病で内気を絵に書いたようなオドオドとした自信なさ気なオーラを身に纏う少女だった。
勝気で明朗なクリスと並んでいたことで、その印象はさらに色濃く森崎の脳内に焼き付いている。
だが、今の彼女は自分の立場を棄権にさらしてまで仲間の進退を救おうとしているのだ。あのカタリナが。

クリス「待ってカタリナ。その仕事は部隊長の私のものよ」

スッ…ガチャッ

重装の無骨な音を鳴らしつつ、クリスも膝と手を地面についてジェイガンを見上げ勢い良く頭を下げる。

クリス「第七小隊の失態は隊長である私の失態です。お願いしますジェイガン様!
    ライアンを……いえ、私たち第七小隊にもう一度チャンスを下さい!」

ジェイガン「むっ……」

ためらうこと無く床に額を擦り付けるクリスの姿を見て、ジェイガンは呻き顔をしかめる。


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