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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[424]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/22(木) 20:52:57 ID:???
>B なかなか払拭できない幼少のトラウマのこと


森崎「…あの、いきなりこんなことを相談されて困るかもしれないんすが…」

小豆沢「なんだい?話してみてくれよ」

フースバル内でも、よく若手の選手たちから相談を持ちかけられているのだろう。
顔を拭いていたタオルを肩にかけ、森崎の方に向き直り万全の体制で相談を受けようとしている。

森崎「俺、今はこうしてキーパーやってるんすけど…小さい頃はキーパーってすごい嫌いだったんですよ。
   一番のろまで動けないお前はキーパーでもやってろって、無理やり押し付けられてましたね」

小豆沢「ははっ、小学生はその辺残酷なこともあるからな。ボールに熱心に群がる勢いは感心させられるんだけどね」

森崎「それで、よくボールをぶつけられてたんですよ。……恥ずかしい話なんですが、
   今になってあの頃の恐怖が……蘇ってきてるんです」

小豆沢「……詳しく話してくれるかい?」

思った以上に深刻な話題だと感じ取った小豆沢は、声を潜めて聞き返してくる。

森崎「日向小次郎という選手は知ってますよね」

小豆沢「ああ、彼か。ワールドユース大会でガンガンゴールを決めてた」

森崎「あいつとこの大陸で試合をする機会があって……
   3日後に開催されるアリティアカップ。その第1回目のときです。
   その時の俺はスランプに陥っていて、なかなか伸びない能力に辟易してたんです。
   ガンガンシュートを決められ、醜態をさらす俺に対してアイツは俺のことを不抜けたと蔑んできました」


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