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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[446]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:26:42 ID:???
>D「人のことを心配する暇があるなら自分の力不足を少しでも改善しろ」


森崎「(何を迷う必要がある。俺の心はあの時から既に決まっていたじゃないか)」

そう結論づけると、これまで霧がかかっていた思考が一気に開けてくる。
同時に、大した実力もないくせに理想論ばかり並べ立てるクリスたちが滑稽に見て取れた。

森崎「言いたいことはそれだけか」

今まで出会ってきた中で一番冷たい森崎の声に、クリスとカタリナは驚愕する。

森崎「人のことを心配する暇があるなら自分の力不足を少しでも改善しろ。
   クリス。お前はブロック意外の守備をもう少し身につけろ。
   ゴール前で突っ立ってるだけじゃ壁にしかならないぞ」

クリス「なっ……」

森崎「カタリナもだ。最終試験であれだけの力が発揮できたのならサッカーでも繰り出せるはずだ。
   お前たちは正騎士に…所謂『プロ』になったんだ。もう今までのように
   気の合う友達との仲良しごっこを持ち込める世界じゃないんだよ」

カタリナ「そ、そんな……」

森崎「(日向よ。今回ばかりはお前の言うとおりになっちまったな。
   プロの世界は友情ごっこが出来るほど甘くはないってことをちゃんと言い聞かせるのが俺の役割なんだ)」

嫌われてもいい。何が彼女たちのためになるのかを考えて森崎は冷たく言い放った。
実力のないものは周りから置いていかれ落ちこぼれるのが定め。
残念だが、ライアンには一流の域に達せられる才能は感じられない。
だからこの二人には後ろを振り返らずに、前だけを見て強さを求めて欲しいと森崎は願った。


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0ch BBS 2007-01-24