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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[447]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/24(土) 13:28:27 ID:???
クリス「……そうですか。分かりました。それが森崎さんの考えだというのなら……」

カタリナ「私たちは諦めません。絶対にライアンを救ってみせます。
    『第七小隊』は全員揃って正騎士にならなきゃいけないんです!」

二人の目は、前までの憧れが込められた信頼の目では無くなっていた。
自分の理想と違う道を歩む者へ向けられる、敵意が込められたものだった。

森崎「勝手にしろ。お前たちが正騎士になった時点で、もう俺はお前たちの教官でもなんでもないんだからな」

クリス「……そうでしたね。それと折角の練習の誘いですが、断らせてもらいます。
    行こうカタリナ。私達の手でライアンを選抜メンバーに選ばせるんだ!」

カタリナ「あ……待ってくださいクリス!」

息を荒くして別のフィールドへ立ち去っていくクリスを追いかけようとしたカタリナだったが、一度森崎のところに引き返してくる。

カタリナ「あの、森崎さん。私は信じてます。森崎さんはライアンのことを分かってくれる。
     あの夜に私に話してくれたように、森崎さんは弱いものの立場を理解してくれるって」

森崎「…………」

カタリナ「でも、どうしても森崎さんの考えが私たちの夢の邪魔になるようでしたら……
     私はどんなことをしてでもあなたを止めます。クリスを、ライアンを、
     そしてなによりも私自身を助けるために」

森崎「(カタリナ自身を助ける…?どういうことだ?)」

クリスの後を追いかけていくカタリナの最後の言葉が気になるものの、森崎は残った二人と練習を再開する。


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