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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[44]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/08/29(月) 00:57:44 ID:???
クリス「マルス様…」
マルス「…ジェイガンにもよく言われているよ。『人を率いるものは、大局を見なければ』って。
少数の犠牲で大勢を救えるなら、その決断を下すのが正しい。それは、僕にもわかっている。
でも僕はいやなんだ。誰かを犠牲にするなんて…
王の器ではないのかもしれない。甘えた考えなのかもしれない。でも、これが僕の本心だ。この心は偽れない」
あまりにも理想論すぎる。何かの犠牲なくして得られるものなどありはしない。
現に前大戦においても多くの犠牲のもとでアカネイア同盟軍は勝利を手にしてきたのだ。
それは一つ一つの戦局においても同じ。誰かを囮にし、使い潰し、苦痛を伴わせることで代償として勝利を得てきたのだ。
マルス「すまない。急にこんな話をして。戸惑わせてしまったね」
セシル「……いいえ、わかります。あたしにも分かります。マルス様の気持ちが」
マルス「セシル…?」
セシル「仲間には誰も倒れて欲しくない、みんなが無事でいて欲しい…
あたしも、そう思います。そのために、あたしは、あたしたちはマルス様の力になりたいんです!」
前の小隊の仲間たちから半ば見捨てられ、新たに第七小隊に編入してきたセシルは仲間の大切さと尊さを知っていた。
一人で出来ることなど限られている。戦うことも、勝利することも、共に喜びを味わうことも……
クリス「私もセシルと同じ考えです。マルス様、私たちは必ず試験に合格して見せます。
そしてマルス様の近衛騎士として、マルス様の理想を叶えるべく尽力していきます!」
カタリナ「わ、わたしもです!まだまだ未熟かもしれませんが、誰一人失うことのない…
誰もが必要とされ、決して見捨てられるようなことのない…そんな理想を守っていきたい…です」
マルス「……セシル、クリス、カタリナ。みんな、本当にありがとう。
明日の試験、絶対最後まで残ってくれ。期待しているよ」
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0ch BBS 2007-01-24