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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[483]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/25(日) 18:25:54 ID:???
セシル「本当にそう思ってるんですか?アタシはそうは思えない」

森崎「……なに?」

ロディ「森崎殿。あなたは今ここにいる。それはライアンを、クリスのことを心配していたからじゃないんですか?
    私達がライアンを心配してここを探しだしてきたように」

森崎「お前たちはまたそうやって……だから俺は自分の利益のために動いてきたんだよ。
   周りの評価を落とさないように、信頼を失わないように仕方なく……」

ライアン「それでも森崎さんは来てくれました。どんな理由だろうと……僕は森崎さんと話ができて嬉しかった」

クリス「……私も。私も森崎さんの本当の気持ちを知ることが出来て嬉しいです。
    森崎さんも私たちと同じように悩んで苦しんで……それが分かって、本当は幻滅しなきゃいけないはずなのに……」

カタリナ「一緒だって分かったから。これまでの訓練や修練に対する思いは現実のものだから。……ですよね、クリス」

クリス「カタリナ……」

カタリナ「森崎さん。私はあなたの励ましのお陰で攻撃魔法を使える勇気を生み出すことが出来ました。
     たとえ打算的な思いがあったとしても……それで与えられた報奨は確かに私の心の中に残ってるんですよ」

森崎「……バカどもが。俺はお前たちを利用してたんだぞ?自分の利益のために、お前たちを踏み台にしようと――」

カタリナ「それはあくまでも目的でしか無いはずです。……私だって、そう。一緒なんです……
     その過程で生まれた友情や信頼は嘘なんかじゃありません。私はそう信じたい」

そう言うとカタリナは第七小隊の仲間たちを見渡して静かな微笑を浮かべた。

カタリナ「短い間だったけど、私はみんなと、第七小隊のみんなと一緒に訓練ができてほんとうに楽しかった。
     どんな目的があろうと、それは変わらない。私はクリスやみんな、森崎さんと作った思い出を大切にしていきたい」


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0ch BBS 2007-01-24