※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[531]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/10/04(火) 00:40:59 ID:???
森崎ガッツ練習→ スペード4
>5〜2→効果なし
============
森崎「(くそっ…ハァハァ…奴のペースについていけん…!)」
森崎は懸命に腕を振った。だが、足がついてこない。
息の乱れが激しくなり、視界がぼやけてきてしまう。完全に『バテ』た状態だ。
森崎「(なんでだよ……以前の俺だったらあの程度のやつなんかに……)」
森崎は気がついていなかった。破滅のツボにより深刻な虚弱化に苛まれた己の体は
『星』の力によって支えられた優れた才能すらも霞むほどの障害になっているということに。
森崎「(俺は……俺は森崎有三なんだ。ワールドユースで世界一になった全日本のキャプテンなんだ…
その俺が……その俺が……どうして……強くなれない!?)」
自分は翼や若林と何処が違う。同じ人間のはずなのに、どうあっても彼らと同じ才能を得られないのか。
いくら『リセット』の力があったとしても、自分の手に入れたい世界一のGKという栄誉は
このままでは永遠に手に入れることなどできないだろう。
森崎「(俺は……俺は……!)」
誇り高い過去の栄光すらも、今のボロボロの森崎にとっては重荷にしかならなかった。
崩れ落ちるように倒れる森崎を、バンビーノは舌打ちをしつつ介抱した。
バンビーノ「(俺は……俺はこんな情けない奴を見返すために今まで苦労を重ねてきたのか?……お笑いだな)」
自分と同じように日本へのリベンジに躍起になっていた元チームメイトたちを思い、バンビーノは力なく笑うしか無かった。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24