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1- レス

【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[54]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:12:21 ID:???
エリス「マルスは将来この国を継がなければならない大事な弟なの。
    だからおおきくなるまではわたしがまもってあげたいの!だからだから!」

顎鬚を乱暴に引っ張り抗議に走るエリス。頑固な性格は確実に父親から遺伝されているようだ。

フレイ「あだだだだ!わ、わかりました!それではこの槍を持ってみてくださいよ」

フレイから手渡された鉄の槍を目を輝かせながら抱えるエリス。しかし次の瞬間…

エリス「お、も……い……はわぁ!?」

ぽろっ、ゴヅン!!

エリス「お…おお…う…」

槍の柄が直撃したつま先を抑えて悶絶するエリスを、ひりひり痛む顎を抑えながらフレイはなだめる。

フレイ「これでお分かりになられたでしょう。エリス様の志は確かに立派なものです。
    しかし、人には向き不向きというものが存在します。
    確かに今から必死に鍛えればエリス様も槍を扱えるようになれるかもしれません。
    しかしその頃にはマルス様は立派な世継ぎとして成長しきってしまうことでしょう」

エリス「ぶー……それじゃだめ!いまからでもマルスを守れるようになりたいの!」

眉を吊り上げ目の端に涙を溜めながらなんとか別の方法が無いのかを問い詰めるエリス。
そのとき、フレイの視界に廊下を通って行く宮廷司祭たちが映る。

フレイ「そ、そうだ……ありましたよ!エリス様でも扱える『槍』が!」

エリス「ほんと!?やったぁ〜!!」


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