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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[551]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/06(木) 23:20:08 ID:???
先日の特訓でライアンは焦りのあまり、無理をしすぎて怪我をしてしまった。
他の者より実力で劣る彼は、レギュラーはもとよりベンチメンバーに選ばれるかどうかさえ危うい。
だが、ベンチメンバーに選ばれなければ第七小隊の近衛騎士団結成の話は無かったことになってしまう。

ライアン「(僕一人だけのせいで、みんなの夢が壊れてしまう。そんなの嫌です。だけど……どうすれば)」

しかし森崎を頼ることはできない。彼は自分の境遇に苦しんでいる。これ以上負担を強いる訳にはいかない。
どうしてこんなに悪いことが続くのだろう。もはやどうすることもできないのだろうか。
悔しそうに唇をかむライアン。そんな彼の部屋に第七小隊の仲間たちが現れる。

クリス「ライアン、怪我の具合はどう?」

ライアン「クリスさん。……はい。もう大分具合は良くなりました。
     大会までには治りそうです。……もっとも、出られるかはわかりませんが」

カタリナ「……ライアン、そんな悲しそうな顔をしないでください。まだチャンスが無くなったわけじゃないじゃないですか」

ライアン「でも、正騎士の人たちを押しのけてベンチに入るためには今の僕の力では……」

暗い影を落とすライアン。だが、彼を囲むクリスたちの顔は活き活きとしている。
その瞳には、自分たちの夢をそう簡単に終わらせたりはしないという強い意志が込められていた。

ロディ「待て。ベンチに入るのが本当に個々の実力だけで決まるとは限らないぞ」

ライアン「え…?」

セシル「たとえば、治療の杖が使える人はハーフタイムでの回復の時に重宝されたりするわね。
    それと、私達のように息のあった仲間からの応援はいつも以上のプレイを引き出してくれるはずよ」

ルーク「ようはどんな理由でもベンチにさえ入れればお前の勝ちなんだぜライアン!
    まだ諦めるのははえーよ。お前の道は、お前が切り開いて行かなきゃなんねーんだからな!」


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0ch BBS 2007-01-24