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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[587]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/10(月) 02:08:41 ID:???
同時刻。アリティア城に帰ってきた森崎は妖しく輝く月を見上げつつ明日からの大会に思いを馳せていた。

森崎「(いよいよ始まる。ワールドユース以来休養を命じられていた俺の鈍っていた体を目覚めさせる絶好の機会が!)」

この大会が終われば、森崎はサッカー協会の指示に従いドイツへと渡りブレーメンの寮へと入る予定になっている。
プロクラブでの生活に自信をつけるためにも、何より前大会の雪辱を果たすためにもなんとしてでも優勝を手に入れたかった。

シェスター「よ、こんな夜更けに一人でなにをしてるんだい?」

森崎「お前たちは…ブレーメンの」

屋上のお気に入りの場所に乗り込んできたのは、合宿中文句ひとつ言わずに裏方の仕事を健気に手伝っていたブレーメンの選手たちだった。

マーガス「おいおい、気楽に名前で呼べよ。俺たちは一応名目上はもうチームメイトって扱いなんだからさ」

ビクトリーノ「長らく優勝から遠ざかっているらしいブレーメンを強くするには俺たちの力が必要らしいからな。
       お前にはこの大会ぐらい楽勝に勝ち抜いてもらわないと安心して後ろを任せられんぜ」

森崎「ふ、ふん。言ってくれるな。ワールドユースで世界一になったチームの正GK相手に失礼な奴らだぜ」

シェスター「ホント、期待してるよ。俺たちが試合にも出るわけでもなくこうしてやってきたのは
      森崎。お前の能力の視察を頼まれてるって側面もあるんだからさ」

森崎「……どういうことだ?」

マーガス「言った通りさ。チームのフロントがお前を取ったのはWYの決勝で見せた奇跡的なセービングに魅せられたかららしい。
     あの試合のときのようなファインセーブが繰り出せるなら、移籍後即レギュラーも夢じゃないんだぜ」

ビクトリーノ「…逆に言うと、不抜けた成績だと二軍スタートは免れないってやつだ。
       ユース大会の成績なんぞ、プロクラブの争いでは度外視されちまう。
       現時点での実力。そして期待しうる成長性。上の方々はこれだけを見ているんだ」


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0ch BBS 2007-01-24