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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[62]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/29(月) 23:24:39 ID:???
ライアン「…なんだか少しずつ自信が湧いてきました。今の僕達なら…やれる!ですよね?」

ルーク「絶好調の太鼓判を押された俺たちに敵はいなーい!ぱぱっと偵察してばばっと片付けちまおうぜ!」

ライアン「はいっ!」

ズドドドドドドド……

全身に自信をみなぎらせながら、砦の様子を探りに行く二人をジョルジュたちは見送る。

オグマ「やれやれ。これくら言ってやらんと縮こまっちまうのはまだ従騎士らしいとは言えるかね」

ジョルジュ「可愛らしい物じゃないか。俺も君も、昔はそういうところ、無かったかい?」

オグマ「さあてね。昔過ぎて忘れちまったぜ」

肩をすくませて、オグマはアカネイアの奴隷剣闘士時代の頃を思い出していた。
貴族や観客の機嫌取りのために命をすり減らしながら剣を振るいあう血なまぐさい日々。

オグマ「(自分の立場や待遇を変えるのは、結局は己の力次第だ。
    誰かに機会を与えられるのを待っているようじゃ駄目だぜ、見習い共)」

あのとき自分が逃がした奴隷たちは今頃幸せにしているのだろうか。
左頬の十字傷に触れながら、オグマはルークとライアンの帰りを待つ。


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0ch BBS 2007-01-24