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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[695]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/10/15(土) 01:19:28 ID:???
マーガス「俺のような一芸特化タイプは……やはりプロの世界では生き残りづらいのかな。
     地上からのシュートももう少しくらい鍛えておいたほうがいいだろうか」

ビクトリーノ「便利屋ってのは何時の時代も重宝されるものさ。特に消耗が激しいこの世界だとな」

ビクトリーノが古巣モンテビデオからブレーメンへと移籍してきた理由の一つに
OMFとしての経験を身に付けてくるというものがあった。
今のままではウルグアイA代表に自分の居場所はない。自分よりもドリブルもシュートも巧いプレイヤーがいるからだ。
だから彼らの足りない部分を補える新たな力が求められている。
その力を身につけるために、ブンデスリーガへとビクトリーノはやってきたのだ。

ビクトリーノ「……さーて、ここからはどんな展開になってくかね。目の覚めるようなゴールシーンを拝みたいもんだが」

マリクからのパスを受け取り、前を向きシーダの姿を確認するライアン。

ライアン「(今でも夢みたいだ。僕が……正騎士に昇格できるかどうかも微妙だった僕がこうして試合に出ているだなんて)」

自分一人だけ最終試験に落ち、事情があったとはいえ森崎からも匙を投げられてしまったあの状況からは信じられないことだった。
だが、今たしかにボールは自分の足元に収まっている。『パンサー』のロゴが入ったスパイク。
このスパイクを履いて、今まさにライアンはアリティア選抜の一員としてボールを繋げようとしているのだ。

ライアン「(ゴードン兄さん、僕は……僕は前に進みます。
     アリティア騎士団の一員として、兄さんに恥じないように立派にやっていきます!)」

だからどうか、見守っていてください。青い髪を揺らしライン際を走るシーダの前に立ちふさがるのは
フースバルのD番輝林。彼の頭上を越すパスを上げるためにライアンは新たな決意のもと、歯を食いしばり足を振り上げた。

ライアン「通れぇ!!」

輝林「こんな青臭いガキに通されるようじゃプロとしてやっていけん!もらった!」


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0ch BBS 2007-01-24