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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】
[855]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/10/20(木) 23:05:31 ID:???
小豆沢「(この常人ではとてもこなせないドリブルを必死に身に付けさせてくれた『あの人』の思い…
そしてなによりも、新たな才能に夢を託すことを誇りに思える僕の想いを、君は受け止めることが出来るのかい?)」
ダヒュッ!!
だが、小豆沢の心のなかにはもう一人の自分がいた。それはまだ自分たちでもやれると。
そう簡単に立場を明け渡したくはない、自らの老いと後輩たちの躍進を認められない葛藤もあった。
サッカーという自分のこれまでの人生を賭けるに値するほどの魅了される競技に対しての心構えなのだ。
この未練という感情にも近い気持ちを払拭できるほどの才能を発揮して欲しい。それが小豆沢の願いだった。
アンナ「こ、これは凄い!二人からの厳しいチェックにもまったく動じずボールのキープを続ける小豆沢くん!」
マリク「(この人のプレイには気迫がこもっている。譲れない信念というのかな…
こうして相対しているだけで飲まれてしまいそうだ。でも、僕だって)」
カダインで魔法の教師として授業をする傍ら、マリクも学院の子供たちにサッカーを教えている。
もっともそれは体育の授業程度のものでしかなく、本格的な指導などはできていない。
だが、このアカネイア大陸のサッカーという文化は驚くほどの速さで浸透して行っている。
噂では大陸全土を巻き込んだ大規模なサッカー大会が開催されるという話もある。
武器による争いからスポーツによる争いへ。決して血を流すことのなく競い合える文化の形成。
それこそがマリクの幼い頃からの親友であるマルス王子の掲げる理想の一つなのだ。
マリク「(大衆の興味を集めるには、いかにしてサッカーが楽しく素晴らしいものかをわからせる必要がある。
点を競いあうルールがある以上、どうしても勝利を目指すことになるのは避けられないことだ。
アリティアのみんなの前大会での優秀とは言えない結果にも惜しみない声援と拍手をくれたのは嬉しいけれど…
彼らの応援は、僕達に勝って欲しいという願いが込められている。その期待を裏切っていては……ダメなんだ!)」
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0ch BBS 2007-01-24